日本人はメガネをかけている人が多いと思うが、それが新型コロナの感染リスクを下げているかもしれない……というリポート。
メガネを掛けている人はコロナ感染リスクが2〜3倍低下。インドの最新研究で明らかに|FINDERS
こうした状況の中、今月、インドで発表された最新の研究で、メガネを掛けている人は新型ウイルスに感染する可能性が2〜3倍低くなるとの調査結果が発表され、話題になっている。
約40%がメガネを掛けているインドで、感染患者は19%
(中略)
今回の研究を受けて、米国ニューイングランド・コンプレックス・システムズ研究所のヤニール・バーヤム教授は『WKYC 3』に「目にウイルスが付着した場合、それが鼻につながる管を通って、感染する可能性がある」と述べている。さらに「おそらく、最も大きな要因のひとつは、空気中の粒子がメガネに付着して目に触れないようになっているためでしょう。これはマスクの着用に加えて、とても重要な対策です」とし、これについては先程の中国の研究結果も反映していると加えた。
ただ、メガネはフレームと顔の間にスペースがあるため、「もちろんメガネよりもゴーグルのほうが優れている」とバーヤム教授。メガネそのものにウイルスが付着している可能性があることから、メガネやゴーグルの使用後は石鹸で洗う必要があるとしている。
インドでのリポートだが、日本にも当てはまるように思う。
日本では、どのくらいの人がメガネをかけているかというと、以下のようなデータがある。
世界の中でもアジアは近視の人口が多く、日本では人口の2分の1、約7000万人がメガネを使用しています。学生の近視割合は小学生で30%、中学生で50%、高校生で60%です。
メガネの使用率というより、近視の率だね。
昨今はコンタクトレンズの人も多いので、近視だからと必ずしもメガネとは限らない。
メガネ使用者の感染リスクが低いのであれば、これまでに感染した人のメガネ使用率を調査することは意義があると思われる。
記事中にもあるように、目からの感染リスクは私が当初から指摘していたこと。
だから、「最強のウイルス感染対策装備とは」で、ゴーグルを装備するように提案した。
しかし、感染対策の徹底が叫ばれても、ゴーグルの使用は推奨されてこなかった。
結局、大騒ぎしてきたわりには、危機感は乏しかったんだろう。
二度目の緊急事態宣言でも、ぬるい制約と対策で終始したからね。
それとは別に、ウイルスが皮膚から体内に侵入する可能性は、ないのだろうか?
ウイルスのサイズから見たら、人間の皮膚は隙間だらけで、毛穴や汗腺から侵入することは物理的には可能だ。ただ、ウイルスは自分から移動する手段がないだけで、汗などに乗って細胞の隙間から体内に侵入することもあるのではないか?
その可能性を実験する科学者はいないのかな?
もし、皮膚から浸入できるのであれば、マスクをしていても、手指消毒をしていても、顔などの肌が露出していれば感染可能ということになる。
案外、盲点のような気がするのだが……。