特許論争はアメリカでは日常茶飯事のようだが……
iPadのようなものは「2001年宇宙の旅」に既に登場している、とSamsung側が主張 – ITmedia ニュース
AppleはSamsungをパクリだというが、iPadのようなデザインのタブレット端末は「2001年宇宙の旅」に既に登場しているではないか──Appleに訴えられた韓国Samsung Electronics側が、反論としてキューブリック監督による映画「2001年宇宙の旅」の1シーンを引用して裁判所に提出したという。
おいおい(^_^)
「2001年宇宙の旅」を引っ張り出してくるかね?
ということは、Samsungは「我々は『2001年宇宙の旅』をパクったのだ」と、暗に示唆しているように受け取れるのだが?
映画やSFを引き合いに出したら、いろんなものの原点がフィクションの中にある。
古典SFの祖であるジュール・ヴェルヌは、現在実用化されている様々な乗り物や機械を、想像力で発明している。
それらがみんなヴェルヌのパクリだと?
時代的に近いところでは、現代のケータイの原点をSFの中に探すなら、スタートレックのコミュニケーターだろう。スタートレックTNGあたりからは、スレート型の端末も登場している。
SFの映画・ドラマ・アニメに登場する小道具は、特許は取らないからね。攻殻機動隊なんてギミックがたくさんあるから、形を変えて実用化できるものもありそう。
フィクションの中のデザインと、実用化されたデザインとの関係性が問題だね。
その関係性が認められるというのなら、スタートレック制作者は、ケータイ端末メーカーを相手に、「デザインを模倣された」と訴えるべきだね。
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