うちの彼女……妻がいった。
「ブラのサイズが合わないの。日本製のはキツくて」
「じゃ、買ってやるよ。前からいってるじゃん。サイズをちゃんと測れよ」
下着は日用品であると同時に消耗品でもあるから、くたびれてきたら買い換える必要がある。
女性にとってブラジャーは必須アイテムでもあるが、合わないブラをしている人も多いという。
日本製のブラは、当然のことながら日本人女性の平均的な体型をベースに作られている。一昔前よりも、サイズは大きめになっているようなのだが、それでも妻には合わないという。
合わないブラをつけているのは、日本製の安いものを買っていたからだ。
ブラのヒット商品に関する記事があった。
トリンプ、「夢みるブラ」300万枚突破 | IBTimes(アイビータイムズ)
「夢みるブラ」は03年7月に発売。着け心地は楽だが、しっかりとボリュームアップしてグラマーになれるブラジャーとしてヤング層を中心に支持されている。今回、累計販売枚数300万枚を記念し、限定商品「夢みるブラライトVer.」を展開する。
「ヤング層」という表現に笑ってしまった(^^)。それ、死語だろう? 何歳くらいをさしているのか、それじゃわからないよ。
「夢みるブラ」のサイズ展開を見ると、A70~E75になっている。
妻にいわせると、日本製はカップサイズの表記が同等でもカップは小さめだということだ。
カップサイズは、アンダーバストとトップバストのサイズの差によって決められている。差が10センチでAカップ、それから2.5センチ刻みでB→C→D→E→F→……となっていく。
これはトップとアンダーの差……つまり、乳房の高さの比率に相当しているわけで、乳房の体積にはなっていない。妻がカップが小さめといっているのは、サイズ的には合っていても体積が収まらない、ということになる。
「ちょっと測ってやるよ。上、脱いで」
うちにあるメジャーで測ってみる。おおざっぱで、ちゃんとした計測ではないが。
アンダーが78~80、トップが95~98くらい。専門家が測るわけじゃないから適当だ(^^;)。巨乳の場合、その重みで垂れてしまうので、両手で肩と肘が水平になるように持ち上げてから測るそうだ。
差はMAXで約20センチ。つまり、Eカップ相当だ。
以前はアンダーが75くらいのブラでもよかったから、多少太くなったということ(^^)。
ちなみに、アンダーからのトップまでの、実際の高さ(厚み)は、胸囲の差を3で割ったくらいになるようだ。妻の場合で、20÷3=約6.6センチになる。そういう計算式があるわけではないが、実測値からの概算(^^)。
彼女が20代の頃は、乳房が私の片手に収まらないくらい張りが大きかったが、最近はやや小さくなっていた。
20代がピークだから、加齢で衰えてはいる。
昔はFカップを買っていたのだが、いくぶん小さくなったと感じていたのは間違いではなかった。
それでも、巨乳には違いない。
大きいサイズのブラを扱っているサイトを検索して探した。
これならいいだろうと見つけたのが以下。
大きいサイズ・大きいカップの下着のお取り扱い:インポートランジェリーショップ – ROYAL BLUE –
サイズ展開がDカップ以上からだ。
しかもインポートものだから、カップの容積も余裕がありそうだ。
「どれがいい?」
「ええ~と」
あとはデザインの好み。それは妻に選ばせる。
「これ」
「色は?」
「白かベージュ。赤とかだとブラウスから透けて見えるから困るのよね」
「じゃ、白」
「なんで?」
「オレは白の方が好きだから」
サイズ表示が外国基準なので、換算表から日本サイズのE~F相当で、アンダーが80相当のものを選んだ。
「とりあえず、試し買い」
ということで、1点だけ注文した。
それでよければ、追加して買ってあげるつもりだ。