黒猫Bチャン……危篤状態に

LINEで送る
Pocket

Bチャン

Bチャン

 ワールドカップ初戦は負けてしまった……
 それも残念なことなのだが、うちは今、それどころじゃない。
 黒猫のBチャンが、いよいよ危篤状態で危なくなってきたのだ。

 ほとんど食べることができなくなり、病院で点滴と酸素吸入、自宅では薬を飲ませ、食事は自分から食べることができないので、注射器状の器具で喉に流し込んでいる。
 それでも……
 様態は悪化している。

 あと、何日もつだろうか?
 ここ数日が山のような気がする。

 辛い……

 考えれば、考えるほど、辛い……

 Bチャンとは長年、一緒に生活してきた家族以上の家族なのだ。
 昔から犬猫を飼ってきたので、これまでにも何頭も逝くのを見送ってきた。
 だが、何度この事態を迎えても、慣れることはない。

 また、見送らなくてはいけないのか……

 命は儚いが、生き生きと生きているときがあったからこそ、楽しい日々だった。
 それが、なくなろうとしている……

 最後を見送ってあげたい……
 だから、今日も寝られずに、こんな時間(午前4時)まで起きているのだ。

 だが、仕事を休むわけにもいかない。
 寝不足だが、それでも会社にいかなくてはならない。

 会社なんか、クソ食らえ……
 と、いいたいところだが、そうもいかないのが生活だ。

 仕事が終わったら、急いで帰ってこよう。
 まだ、生きているBチャンのそばにいてあげるために……

 少しでも長く、生きてくれ!!!

(Visited 13 times, 1 visits today)