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前に書いた、キャッチボールの話に関連した記事。

経営者倶楽部「戦後60年かけて築いてきた文化の答え」

 私は、人が我を忘れて集中する機会を(できれば幼いうちに)なるべくたくさん、意識的に作らないと、この国はどうにかなってしまうのではないかとさえ思うのだ。その機会は、自分の体を使い、あるいは自分自身の頭を使って(本を読む、工作で工夫する‥‥)没頭しなければならない。そのために、子どもならほっておいてあげること、大人なら自ら周囲を遮断することをしなければ、散漫で何もなしえない人ばかりが増えてしまう。

著者の辰巳 渚(たつみ なぎさ)氏が書いている、他の記事もなかなか面白いので、過去の記事もつらつらと読んでしまった。

教育問題がいろいろと話題になっているが、現在の日本は、いつの頃からか、子どもの育て方を間違ってしまったのだろう。
過保護になりすぎてしまって、子どもためといいつつ、じつは子どものためにならないことばかりをしてきた。
そんな世代が大人になり、やがては親になる。
ますます状況は悪化していく。
ほとんど末期的ですらある。

政府が自らインチキの茶番公開討論をしているのだから、そこから生み出される教育方針など、ぜんぜん当てにならない。
このまま衰退して、腐っていくだけなのだろうか?

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