iPhone 4S(au版)を買った。
遅ればせながら……という感もあるが、それまで使っていたケータイが古い機種で、7月以降周波数が変わるために使えなくなってしまうからだ。
電話とメールさえできれば、ケータイは用が足りていたので、困ってはいなかった。
しかし、使えなくなるのでは否応なく新しい機種に変えなくてはならない。
別にスマホである必然性はなかった。
iPhoneにしたのは、iPod Touchの後継として購入したに過ぎない
というのも、私の持っていたiPod Touch(第3世代)は32GBモデルで、その容量が楽曲でほぼ埋まりそうな状態になっていた。iPod Touchは初代から使っているが、最初は16GB、次が32GBと、楽曲が増えてくると買い直している。
新しいiPod Touchの64GBにするか、iPhoneの64GBにするか……という選択だ。
ケータイと音楽プレイヤーがひとつになる……ということからすれば、iPhoneにするのが必然というもの。ふたつのデバイスが1つになったことで、別々に持ち歩く手間が省ける。
そんなわけでiPhoneユーザーになったわけだが、もっぱら音楽プレイヤーとして使っている。
9割が音楽、1割が電話とメールだ。
iPhoneでゲームをしたりWEBを見たりは……ほとんどしない(^_^)。テザリング機能があれば、違った使い方もできるが、日本ではできないからしょうがない。
スマホとしてのiPhoneの記事は多く読んできたが、音楽プレイヤーとしての記事はあまり見かけない。あったとしてもちょっと触れている程度だ。
だから、iPod Touchと大差ないのだろう……と思っていた。
がしかし……!
音を聴いて驚いた。
音がよくなってるじゃないか!
iPod Touch第3世代よりも、1ランク上がった感じの音が鳴る。
まず、音圧が上がった感じで、ボリュームレベルは同じ真ん中にしていても、ガツンの響く。
音像の解像感も上がっていて、個々の楽器やボーカルの音が鮮明になった。
それにくらべると、iPod Touch第3世代はややボケていて中音域が曇っている。
低音域はパンチが効いている感じで、高音域も比較的クリア。ドラムのスネアが薄っぺらくならずに鳴るのはいい。
どっちかというと、ロック系に向いている音作りような気がする。私が聴くのはロック系なので、ピッタリのサウンドになっている。
ちなみに、イヤホンは「audio-technica アクティブノイズキャンセリングヘッドホン ATH-CKS90NC」だ。じつは、これ2台目で、1台目は断線してしまった(猫が噛んでしまったのだ!)ので同じ物を買い直した。
audio-technica アクティブノイズキャンセリングヘッドホン ATH-CKS90NC
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もう1年くらい使っているので、エージングは完璧だろう(^_^)。
余談だが、ATH-CKS90NCの構造的な問題として、電池ケースを留めるクリップがプラ製なので、これの強度がなく、折れやすいことだ。1台目も2台目も折れてしまった(^^;)。クリップ部分は外的な力がかかる部分で、なにかと接触する機会が多いので、引っかけると折れてしまう。この部分は金属製にして強度を増した方がいい。
私はiPod Touchをベルトに通すケースに入れていて、そのケースにはイヤホンも収納できるものを使っていた。だから、クリップが折れても、電池ケースを収納ケースに入れることで実用上はあまり問題はなかったが、胸ポケットに留めたりして使う場合には、クリップが折れることは致命的だ。
ちなみに、ケースは以下。
XPERIA SO-01BとiPhoneや<XPERIA SO-01B、iPhone>と充電器、予備バッテリー、イヤフォン、薄型ケータイ、ウォークマンX、iPodなどが同時に入る薄型サンドプラス XPRIA SO-01B/iPhone ぬめ革のセパレートストッパー2重環付き シリコンケースに入れたままでも入ります(バリスティックナイロン製/ブラック)
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ともあれ、必要に迫られてケータイをiPhoneにしたのだが、おもに音楽プレイヤーとして使う私にとっては、よい買い物だった(^_^)。