このブログではあまり書いていないが……
私は、写真も趣味としている(^^)。
中学生の頃からカメラを持ち歩いていたので、かれこれ30年(現在年からは44年)以上。コンピュータ歴よりも長い。
当然、昔はアナログのフィルムカメラだ。
整理していないネガフィルムが、何千枚と残っている(^^;)。
どこかに行ったり、なにかのイベントがあると、写真を撮っていた。一度に、36枚撮りのフィルムを10本くらいは使っていた。
じつは、最初に就職した会社がフジフイルムのラボだった。そこで写真の現像やプリントの仕事をしていた。E判というサービスサイズは、半自動化されて、現像→プリントされていたが、K判以上のサイズは、1枚1枚手作業の焼き付けだった。
私はその手作業の部門をやっていた。
1日、暗室にこもって、ネガから印画紙に焼き付けをしていたのだ。
いわゆる職人の仕事で、懐かしいローテクの時代だ。
フィルムカメラ時代は、Canonの一眼レフEOSを持っていた。デジカメ時代になって、古いカメラは処分してしまったが、今にして思うと残しておけばよかった。というか、そのときは失業中で、売れるものは売ってしまったのだ(^^;)。
デジカメで最初に買ったのが、Sonyのフロッピー・カメラ「MVC-FD5」だった。これも手元には残っていないが、撮った写真は残っている。
MVC-FD5がどんなカメラだったかというと……
MVC-FD5
マビカの認知度を一気に高めた商品。パソコン用に広く普及していた3.5インチフロッピーディスクに保存できる。形式はJPEGなので、特別なソフトが必要なく、手軽にパソコンで使用できる
ソニー Digital Mavica「MVC-FD5」
……とまぁ、こんな感じで、41万画素という、今では携帯電話よりも劣るカメラだったのだ。
メディアがフロッピーディスクで足りてしまうのだから、その性能はわかるというもの。
その撮影画像はこんなもの↓ ※クリックで拡大
これでフルサイズだ。撮影日は、1997年9月17日。被写体の猫は、今は亡き、次男猫のプーちゃんだ。場所は、以前住んでいたマンションの一室。
画素は荒く、ノイズも多い。
写っているものに、時代を感じる(^^)。初代プレイステーション、ドリームキャスト、Excel 97の本、ビデオテープの下に隠れているのはスーパーファミコンだ。これには写っていないが、ニンテンドウ64もあった。
当時使っていたパソコンは、Power Macintosh 6100だ。
この非力なMAC(現在と比べての話。当時は最先端だったのだが…)で、DTPの仕事をしていた。まだ出版・印刷業界が完全にデジタル化される以前の時代なので、制作過程の一部をデジタル化して、印刷所への入稿はアナログ(出力センターで印画紙やフィルムに出力して、それを印刷原稿とした)という、中途半端な行程だった。
デジカメは、その後、画素数が倍々に増えていって、カメラも次々に買い換えた。
現在、コンパクト・デジカメが4台くらいある。
一眼デジカメは、まだ買っていない。というのも、さすがに高価で、ひとそろい買うほどの余裕がないからだ(^^;)。
どうせ買うなら、本体はもとより、交換レンズは2~3本欲しいし、外部ストロボも欲しいし……となると、20万くらい軽くかかってしまう。
それでも、安くなってはきたが……。
そろそろ一眼デジカメも、手が届きそうになってきた。
いずれ、買うことになるのだろう。
候補も決めているのだが……(^^)