私の写真の作品を、倉庫(HDD)からピックアップして掲載するサイトをオープンした。
ただ掲載するだけでなく、ロイヤリティフリーの写真として販売もする。
つまり、作家直販だ(^_^)
フォトグラファーとしての作品は、おもにアマナイメージズで販売しているが、諸般の事情でアマナでは販売できない作品もある。
陽の目を見ない作品をHDDに眠らせておくのはもったいないので、売れるかどうかはともかく、表に出すことにした。
比較的マニアックな写真が多いので、需要は限られると思うが、必要としてくれる人がいるかもしれない。
【写真庫】のメインは、「苔シリーズ」と「キノコシリーズ」だ。
私は苔とキノコのマニアでもある。
苔とキノコは生息環境が似ているので、撮影に出かけると両方を撮ってくる。
キノコは食用になるものがあるので、キノコ狩りとして採集に行く人はいるが、苔は地味な存在だ。園芸用の苔などもあるが、多くの苔は人知れず、名前も知られず、ひっそりと生えている。
苔は植物としては原始的な生態であり、サイズも小さく、肉眼で細部まで見るのは難しい。撮影ではマクロレンズを使うが、等倍または等倍以上で撮影された写真をディスプレイ上で見ると顕微鏡で見るような世界になる。
そこは、小さなジャングルだ。
ときどき、ダンゴムシなどの虫が一緒に写るが、拡大して見る世界では、ダンゴムシが「風の谷のナウシカ」の「王蟲(オーム)」のようにも見える。
身近な環境でも、苔は約100種ほどを見ることができる。現時点で55種ほどを掲載した。キノコの方は40種ほど。
苔もキノコも、まずそれらが生えているのを探すことから始めないといけない。重い撮影機材(フル装備で約20kg)を背負って野山を歩いて回るが、ときには空振りになることもある。今回公開した分は、3年がかりで撮りためたものだ。
今後、【写真庫】には、他のカテゴリーの作品も随時掲載していく予定。
ということで、作家直販のストックフォトをよろしく!
【追記】
直販サイトは、ISAYAMA’s StockPhotoとして、リニューアルオープン(2017年12月10日)しました。
関連記事「作家直販のストックフォトサイトを正式オープン」を参照。
【追記2】
上記サイトは、2023年3月に閉鎖しました。