「イラストレーター古塔つみ「トレパク」疑惑」から1週間あまり経過して、疑惑は事件へと進展しているようだ。
真偽が定かではない噂も多々出ているが、過去のパクリ疑惑よりも悪質性は高そうだ。
トレパク疑惑の古塔つみ氏に多額の損害賠償の恐れ。YOASOBIも激怒?コラボ企業に陳謝もタレコまれ窮地に – まぐまぐニュース!
トレースを使ったとみられる“パクリ疑惑”が浮上し、大炎上してしまったイラストレーターの古塔つみ氏。音楽ユニット「YOASOBI」のキービジュアルなどを手がけた人物として知られる古塔氏だが、次から次と新たな疑惑が浮上。“被害者”である同業者が検証動画を公開するなど、騒動は一向に収まる気配がない。
『YOASOBIは大迷惑、古塔つみ氏に新たな疑惑。トレースではなく画像処理ソフト?もはや絵すら描かない40代おじさん説』でもお伝えした通り、イギリスの有名写真家の写真を反転させてトレースさせたのではと暴露された古塔氏。
「写真そのものをトレースしたことはございません」と完全否定したものの、新たな疑惑が噴出。ネットでは更なる追及が行われ、トレースではなく単に画像処理を使っただけで、絵すら描いていないのではないかとの疑惑まで出てきている。
(中略)
古塔氏にまつわる疑惑が噴出する中、パクられた側の人たちから声も上がり始めた。
イラストレーターとして活動する江角明日香さんは自身のツイッターで検証動画を公開。2016年に載せたという絵が、古塔氏が2021載せていたという絵と酷似していることを指摘した。
検証動画を見ると、女性の髪形がボブからロングに変わるものの、その他はほぼ同じ。これでは盗作だと言われても言い訳ができなそうだ。
この疑惑の根本というか発端は、古塔つみ氏の作品を「素晴らしい」と評価してメジャーに登場させた人たちがいることだ。
それ以前は、無名の描き手だったであろう古塔氏にお墨付きを与えた。
それがなければ、仕事は来なかっただろうし、「YOASOBI」や「ILLUSTRATION 2022(翔泳社)」や企業コラボに起用されることもなかった。
絵のタイプとしては、ありがちなマンガタッチだし、流行のタイプではあるが、斬新でもなんでもない。
古塔氏を高く評価した人たちの見解を聞きたいものだ。
今回の疑惑を受けても、彼(?)を評価するのかどうか。
ある意味、古塔氏は評価した人たちを騙した詐欺師だったともいえる。
騙された人たちは、見る目が節穴だったわけだ。
骨董品や絵画などでよくある、模造品や贋作を見抜けない収集家と同じだね。
不思議なのは、正体不明とされる古塔氏と実際に会って仕事の打ち合わせなどをした人から、擁護の発言が出てこないことだ。
誰も本人に会っていないのだろうか?
顔を合わせたこともなく、仕事の依頼をするのだろうか?
遠隔地であってもオンラインで面談することは可能な時代だ。出版関係者など、正体を誰も知らないとしたら、ますます不思議だ。
損害賠償などで裁判沙汰になれば、古塔氏の正体も明らかになるのだろう。
顛末はいかに。