出遅れる日本の電子書籍業界

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 iPadが発売され、そのフィーバーぶりがあちこちの記事に書かれている。
 ようやく日本でも発売か……という感じだ。
 私はすぐには買わないが、いずれは買うだろう(^_^)。

 この動きに触発されて、日本の電子書籍をめぐる業界の動きも活発になってきた。
 以下もそんなニュース。

「電子書籍のオープンプラットフォーム構築へ」 ソニー、KDDI、凸版、朝日新聞が新会社 iPad、Kindle対応の可能性も – ITmedia News

 ただ新会社の具体的な事業内容は見えず、プラットフォームも端末もまだ準備段階。一方で28日に発売されるiPadには多くの出版社が参入を表明、日本の書籍や雑誌を含む多様なコンテンツが流通する見通しだ。「出遅れたのでは」という指摘もあるが、野口上級副社長は「今年は日本で市場が一気に立ち上がる時期。世界の動きに比べて日本の動きは遅い。決して出遅れているとは思っていない」と述べた。

LIBRIe

LIBRIe

 完全に出遅れてるね。
 Appleの動きは、数年前から予測されていたのに、発売されてから発足するなんて、なにやってんだか……である。
 今から規格や端末を考えるなんて、愚の骨頂。
 いろんな会社の思惑が絡むから、すんなりとは決まらないだろう。
 そうこうしているうちに、iPadとiBooksが浸透して、業界標準になってしまう。
 結局、日本独自の規格と端末は、普及することなく消滅する気がする。
 意気込みは買うが、時期と方法が適切じゃない。
 それよりも、Appleに全面協力する方が、賢い選択だと思う。

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