女子サッカーW杯・フランス大会が始まった。
日本の初戦はアルゼンチン。
スコアレスドローに終わった。
見ていて、なかなか厳しいなーと思った。

「情けない」「技術が足りない」 W杯初戦ドローのなでしこJ、攻撃陣が吐露した”課題” | Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ

 なでしこジャパン(日本女子代表)は現地時間10日、フランス女子ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でアルゼンチンと0-0で引き分けた。ボールを完全に支配しながら崩し切れなかったゲームに、特に攻撃陣の選手たちからは課題が口を突いた。

・監督から、いろいろと反省の弁が出ているが、とりあえず負けなくて良かったと、ポジティブにとらえることだ。

試合終了後の、アルゼンチンの選手たちの喜びようが微笑ましかった。
彼女たちにとっては、初の勝ち点とのことで、引き分けでも勝ちに等しかったのだろう。

男子ではアルゼンチンは強豪国だが、女子では日本の方が格上になる。
徹底的に引いて守る戦い方だったが、それを崩せなかった日本。
決定的チャンスは何度かあったが、シュートを打てない、シュートが枠に飛ばない、決めきれないという悪循環に陥っていた。

こういう試合展開には既視感がある。
男子でもちょくちょくある悪い流れだ。
先日の親善試合の、トリニダード・トバゴ戦がそうだった。シュートを打っても打っても決まらない。決定力がないという話になるが、シュート数に対する得点数の割合が低すぎる。せめて1割の決定率はほしいところだが、27本のシュートを打ってもゼロではどうしようもない。

解説者は、決定機を逃すと……
「いい攻めですね。これを続けることです」
というようなことをいうのだが、決めきれないのは、形はそこそこだが、いい攻めになっていないからなんだ。
タイミングが合わない、少しパスがずれた、トラップがうまくいかなかった、シュートコースがずれた、キックがヒットしなかった……等々、決められなかった原因はいろいろだが、攻撃に関わった選手たちが噛み合っていないのだと思う。

その噛み合っていない感覚が、試合の中で修正できず、最後まで噛み合わなかったのが、アルゼンチン戦だった。

噛み合っているときというのは、早い時間の決定機で得点を取れるとき。
そこでピタッとはまると、その後もわりとうまくいく。
噛み合わない時間が長くなると、だんだん消極的になり、チャレンジを躊躇するようになる。
「また失敗するのではないか?」と不安になるからだろう。
それが焦りになる。

2011年の優勝チームと比較するのは酷ではあるが、現在のチームには澤や宮間のようなチームの中心、柱になる人がいない気がする。優勝経験者が残ってはいるものの、チームの柱的存在にはなっていないように見える。誰がチームを引っ張るのかが曖昧ではないのか?

これは、男子にもいえることで、長谷部と本田が抜けて、チームの柱がなくなっている。キャプテンは持ち回り的になっているし、若手が台頭しているとはいっても、まだまだ柱としては細い。この先、チームの柱が弱いことは、大きな課題になる気がする。

W杯は、始まったばかり。
次のスコットランド戦までに、どこまで修正できるか。
イングランドは2勝はするだろうから、日本もあと2つ勝つこと。
なかなか厳しい戦いになりそう。

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