【レビュー】アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』


アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』を、今晩、観てきた
劇場は、池袋HUMAXシネマズ。いつも行く「ユナイテッドシネマとしまえん」ではやってないんだよね。

この作品は良作だね。
「未来のミライ」よりも、断然面白いし、感動するシーンもある。
観るのなら、こちらがオススメ!

ペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ

 

原作の良さもあるのだと思うが、奇抜なアイデアのストーリーが破綻することなく、物語世界としてちゃんと成立している。

少年の視点で見た世界、好奇心や探究心、無垢な純粋さがうまく表現されている。
ちょっと映画『スタンドバイミー』をイメージしてしまったが、通じるものがある。

自分の少年時代のことがオーバーラップしてしまった。

アオヤマくんと同じくらいの歳のとき。
少年にとっての世界は範囲が狭く、せいぜい半径5kmくらいだったろうか。家から離れるほどに未知の世界があり、この道の先になにがあるんだろう?……と、わくわくしながら探検したものだ。実際にはたいしたものはないのだが、知らない道の先には別世界があるように感じていた。

少年には、世界は不思議でいっぱいだったのだ。
妖精をマジで探してみたり、洞穴(戦時中の防空壕の跡)に異世界への入口があるのではないかと期待したり、土器などの遺物が出てくる場所を掘って宝物を探したり……。当時の私にとっては、それは夢想ではなくリアルだった。

普通、大人になると、少年の心は失われ、夢は退屈な現実に置き換えられる。
私は、いまだに少年の夢を引きずっていて、小説やアートで表現することをやめられずにいる(笑)。

この映画は、そんな想いを再認識させてくれた。

観て損はない映画だ。

「未来のミライ」で不完全燃焼だったモヤモヤが、この映画を観て晴れた(笑)。
やっぱり、観たあとに納得できる作品はいい。
観に来て良かったと思えるからだ。

評価を「良作」としたのは、傑作と絶賛したいところだが、もう一歩、突き抜けるものがあれば……という意味合い。
石田監督の可能性は感じた。まだ若いし、これからどんな作品を作っていくのか、期待したい。

余談だが、池袋HUMAXシネマズにひとつ苦言を。
音響の設定が間違っていたのか、音量が大きすぎて、耳が痛くなってしまった。特に、高音域が耳に刺さった。もう少し、音量は低い方がいいと思う。

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