新型コロナとインフルエンザの同時流行や、新型コロナの第三波を心配する記事が散見される。
同時流行は「ウイルス干渉」で起こらない。今年の1月〜2月に新型コロナの流行が始まって、例年であればインフルエンザのピークになるのが、新型コロナに乗っ取られた。
……というのが、専門家の見解ではなかったか?
では、新型コロナの第三波はというと……
【新型コロナウイルス】コロナ第3波襲来か クラスター相次ぎ実効再生産数も悪化|日刊ゲンダイDIGITAL
ついに新型コロナの第3波襲来か――。各地でクラスターが相次いでいる。
(中略)
気がかりなのが、1人の感染者が平均何人に感染させるかの指標「実効再生産数」が上昇していることだ。1を下回ると感染者数は減少し、収束に向かうが、1を上回ると感染は拡大する。東洋経済オンラインが算出している全国の実効再生産数は、9月は16日の1.03を除き、1を下回っていた。ところが、30日に前日の0.98から1.14へと1を突破。以降、1.17、1.17、1.14、1.12と連日1を上回っている。
……などと第三波の襲来を予想している。
しかし、第三波は来ないはずである。
なぜなら、99%のマスク着用率と手洗いや消毒を徹底、密を避けるためのソーシャルディスタンシングやイベント等の人数制限をしているからだ。
そのための予防策ではないのか?
法的拘束力がないのに、これほど従順に従っている日本人は、世界に類を見ない。
予防策は完璧ではないまでも、十分に行き届いているだろう。
ときどき発生するクラスターは、完璧ではないところの盲点を突かれた例外だ。
GO TOなんとかで、気が緩んでいるとかどうとかいわれるが、マスク着用率だけは高水準のままを維持していると思う。予防策というより、マスク依存症になって、外せなくなっているのかもしれないが。
みんながマスクをしているのに、感染するはずがないではないか。
そのためのマスクだ。
したがって、第三波は来ない。
苦行にもなっているマスク着用をしていても、第三波が襲来するとしたら、マスクは役に立たないと証明することになる。
そんなはずはない。
感染させない、感染しないためのマスクなのだから。
そうですよね? 専門家の先生方。