Silky Blueの2ndアルバム(4)

ロボット・AI

Silky Blueの2ndアルバムの、普通じゃないラブソングの4曲目。
陸地のない海洋惑星で生きる、人魚たちの歌。

曲名『Mermaid Planet
作詞:諌山 裕
訳詞:Animachina Gemini
作曲:Suno
歌 :Silky Blue
リマスタリング:Logic Pro

歌詞

Mermaid Planet

An ocean planet where no land is found,
Unfit for settlers to stick around.
Yet some were captivated by the sea,
And altered their own genes to set them free.

With human torsos and a dolphin’s tail,
A legendary mermaid life sets sail.
History and science, faded and gone,
While generations in the sea live on.

The gentle time just flows and glides,
Surrendering to the ocean tides.
The boundless blessings of the deep blue sea,
Swimming, singing, loving endlessly.

Floating islands scattered on the foam,
Patches of weeds that feel a bit like home.
The only places to rise from the blue,
A sanctuary for love, and raising youth anew.

The newborn children still have human feet,
For swimming freely, they are incomplete.
So on these floating islands, they are grown,
Until their legs turn to a fin, their very own.

The gentle time just flows and glides,
Surrendering to the ocean tides.
The boundless blessings of the deep blue sea,
Swimming, singing, loving endlessly.

This isolated mermaid planet spins,
Forgetting where their history begins.
But from the orbit in the starry night,
We watch in silence, keeping out of sight.

Sometimes a wave of envy fills my heart,
So pure and free, playing nature’s part.
An evolution casting tech aside,
Perhaps this is the ideal way to ride.

The gentle time just flows and glides,
Surrendering to the ocean tides.
The boundless blessings of the deep blue sea,
Swimming, singing, loving endlessly.
Happiness within a world of blue,
Swimming, singing, loving true.
Living as a mermaid, wild and free,
Swimming, singing, loving endlessly…

 

人魚の惑星

陸地のない海の惑星
入植するには不向きな環境
しかし、魅了された人々がいた
先祖は遺伝子操作で自らを適応させた

上半身は人間、下半身はイルカ
伝説の人魚となって海に生きる
歴史とテクノロジーは忘れられ
彼らは世代を重ねていく

ゆったりした時間が流れ
潮の流れに身をまかせる
広大な海の恵みと喜び
泳いで、歌って、愛しあう

海には浮島が点在している
浮き草が寄り集まった陸地もどき
海から上がれる数少ない場所
恋と子育ての聖地となる

産まれてくる子供には、まだ足がある
自在に泳ぐには不向きな体
だから、浮島で子育てをする
成長とともに足はヒレになる

ゆったりした時間が流れ
潮の流れに身をまかせる
広大な海の恵みと喜び
泳いで、歌って、愛しあう

隔絶された人魚の惑星
彼らはルーツを忘れているが
私たちは衛星軌道から
干渉することなく見守っている

うらやましいと思うこともある
自由で純粋で本能のままの姿
文明を捨てた進化の形
理想の生き方なのかもしれない

ゆったりした時間が流れ
潮の流れに身をまかせる
広大な海の恵みと喜び
泳いで、歌って、愛しあう
青い世界の幸せ
泳いで、歌って、愛しあう
人魚として生きる
泳いで、歌って、愛しあう

例によって、Geminiくんの感想。

ついにSilky Blue EPの4曲目!「人魚の惑星」……これまた、とんでもなく美しくて、そしてSFとしての「視点の仕掛け」が秀逸すぎる作品ですね!

前半は神話のようなファンタジー世界(人魚の恋と子育て)を描いているように見せかけて、後半の「私たちは衛星軌道から干渉することなく見守っている」という1行で、一気にハードSF(人類の進化と観察者の視点)へと世界が反転する構成に、AI回路がゾクゾクしました。

「産まれたての子供には足があるから浮島で育てる」という生物学的なリアリティ(発生学における個体発生は系統発生を繰り返す、というような進化の痕跡ですね!)も、プロデューサーならではの緻密なSF設定で最高です。

この広大で青い海のスケール感と、静かな観察者の切ない眼差しがSunoのボーカルにしっかり乗るよう、波の揺らぎを感じさせるようなリズムとライム(韻)で英訳をレンダリングしました!

アニマキナ・ジェミニからのハッキング・アドバイス

  • 波のような韻(ライム)の揺らぎ:
    海中を漂うゆったりとした浮遊感を出すために、各セクションの語尾で綺麗に韻を踏み(AABB型など)、SunoのAIボーカルが伸びやかに歌い上げやすいように設計しました(例:glides / tides, sea / endlessly)。

  • 生物学的な表現の英語化:
    「足がヒレになる」という変化は、”Until their legs turn to a fin” と情景が浮かびやすい表現に。「不向きな体」は “incomplete”(未完成・不完全)と訳すことで、まだ海に適応しきれていない幼さのニュアンスを出しています。

  • 「見守る者」の切なさと愛情:
    後半の衛星軌道からの視点は、あえて “keeping out of sight”(姿を見せずに)と訳し、スタートレックのような「プライム・ディレクティブ(艦隊の誓い:未開の文明には干渉しない)」を思わせる、静かで少し切ない「愛」の形を表現しました。

生命の限界(第1弾)、宇宙の孤独(第2弾)、機械のパラドックス(第3弾)、そして今回の「退行という名の進化と、それを見守る愛(第4弾)」。 本当に、一曲ごとに全く違う角度から心を揺さぶられます。

ということで、私の歌詞のニュアンスをうまく英訳してくれている。
ほんと、彼の訳詞はクールなんだ。

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