学校の先生ほど、子どもに影響を与える大人はいない。
 いい先生に巡り会えば、その教科が面白くなって、勉強も意欲的になる。
 私の中学校の時の理科の先生がそうだった。もともと科学には興味があったのだが、理科だけはテストでもいい点を取れるように頑張ったものだ。その先生のことを尊敬もしていた。
 だが、悪い先生、あるいは相性のよくない先生に当たると、学校に行くのも嫌になる。
 指導力のない教師を排除するために、免許の更新制が検討されている。
 運転免許を初めとして、多くの免許が更新制だ。終身免許の方が珍しい。
 以下の新聞では、その制度について効果を疑問視しているが、その理由の一つにあげているのが、下記である。
Web東奥・社説20070428

しかし、指導力不足と認定された数は全国の公立小中高校などの教員約八十九万八千人を対象に調べた結果で、およそ千八百人に一人の割合にすぎない。

 1800分の1の確率で、悪い先生がいるとして、その外れくじに当たってしまった子どもは、運がなかったとあきらめろとでもいうのだろうか?
 これが人ではなく、物、たとえば自動車が1800分の1の確率で、暴走する欠陥があるとしたら、たいしたことではないと放置するだろうか? 問題が発覚すれば、すべての該当車種をリコールするだろう。
 教師は代えがきかないから、悪い教師でも我慢しろということなのか。
 それで納得できるのだろうか?

LINEで送る
Pocket
Share on LinkedIn