福田事務次官のセクハラ発言スキャンダルについての、小田嶋さんのコラム。
内容としては、いつもの小田嶋節なのだが、少々違和感というか、小骨が喉に刺さったような読後感があった。

能力が高すぎた福田事務次官の“悲劇” (2ページ目):日経ビジネスオンライン

 というのも、録音された音声を聞いた上であらためて記事を読んで見ると、福田氏のセクハラ発言が、通常の日常会話や取材への受け答えの中にまったく無関係に挿入される挿入句のように機械的にリピートされている印象を持ったからだ。

それこそ、学齢期前の子供が、進行している対話とは無関係に「うんこ」とか「おしっこ」だとかいった単語を繰り返し発声しながらただただ笑っている時の、幼児性の狂躁に近いものを感じた。

(中略)

が、あらためて振り返ってみるに、福田氏のセクハラ発言に「能力」という視点から光を当ててみた発想そのものは、そんなに的外れではなかったのではなかろうかと思っている。

というのも、福田氏のセクハラ発言は、性的欲求の発露である以上に、他者全般への強烈な優越感が言わせている何かで、結局のところ、自身の能力への異様なばかりの自負の副作用であるに違いないからだ。

私が感じた違和感については、この記事のコメント欄に投稿したのだが、ボツにされたようだ。このサイトのコメント欄は、会員登録が必要であり、コメントは査読されることになっている。

ボツになったコメントの内容を、加筆してここに載せる。

小田嶋さんの、「福田氏のセクハラ発言に「能力」という視点から光を当ててみた発想そのものは、そんなに的外れではなかったのではなかろうか」という着眼点は同意なのだが、その「能力」とは、つまりは脳の機能であり、脳に基づく精神性でもある。

福田氏が変な発言と行動をしているのは、彼の脳が正常ではく、特異な可能性を示唆している。
女性記者に対する、性的な発言への異常な執着。それは彼の性癖なのかもしれないし、彼にとって女性はセックスの対象でしかないのかもしれない。おそらく、彼の性癖を一番知っているのは妻なのではないか? 年齢的にセックスレスになっている可能性は高いが、若かりし頃には性癖を露わにすることもあっただろう。彼がしたことは、その延長線なのではないか?

むしろ、セックスレスが性癖を助長しているのかもしれない。彼は性的な言葉を女性に浴びせることに興奮するタイプで、実際のセックスでは不能かもしれない。それゆえの、あの汚い言葉なのではと推察する。肉体関係を欲しているのなら、もっとうまい口説き方をするものだ。

セックスへの異常な執着……。
社会性やコミュニケーション能力に乏しく、特定のことに強いこだわりをもつ、広汎性発達障害の特徴ともいえる。会話の中に不自然に挿入されるセクハラ発言などは、コミュニケーション能力の障害でもある。

福田氏は、「発達障害」なのではないか?

仕事は優秀にこなせるから、次官にまで上り詰めたのだろう。しかし、その一方で、セックスには異常な執着心がある。これまでは表沙汰になることがなかっただけで、被害にあった女性は過去にもいたであろうことは想像できる。

福田氏はセクハラはしていないと主張しているが、彼自身、その自覚がないのではと思ってしまう。自分の発言や行動について、自覚が乏しいというのも発達障害の特徴でもあるからだ。

もし、福田氏が発達障害だとしたら、彼の言動や行動を、侮辱的かつ攻撃的に批判するのは、障害者の障害を侮辱することにもなりかねない。
はたして、これはやってもいいことなのか?

福田氏の言動は、異常である。
その異常さは、なにが原因なのかを突きとめないと、的外れの批判をすることになってしまう。

そういう意味で、小田嶋さんのコラムは、かなりきわどい内容だと思う。

 

 

 

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