この記事はすごい!……と感心した。
AppleとAmazonのTablet型デバイスについて。
これこそが「真価」であり「核心」だからだ。
Amazonタブレットは、なぜ iPad の唯一のライバルなのか? – japan.internet.com
Amazon の戦略は、Apple よりも野心的
Amazon と Apple はともにダウンロード可能コンテンツの分野で競り合っているが、Amazon の目には、もっと大きな市場が映っている。衣類、贈り物、園芸用品、日用雑貨……。つまり、すべての商品だ。
Amazon タブレットからは、iPad だって買える。だが、iPad からは Amazon タブレットを買うことはできない。
中には、両社のタブレットを保有する人もでてくるだろう。でもそれは、タブレットが2つ欲しいからではない。店舗が2つ欲しいのだ。
Amazon のタブレットは、「誰もがすべてを Amazon から購入する」、というアマゾンの長期戦略の一部であり侮れないものとなるだろう。
そう、これなんだ。
SONYのTabletに一番足りないものは。
SONYは自社のTabletで映画やゲーム等も配信するつもりのようだが、そのインフラはまだ整備はされていない。整備されたとしても、傘下のコンテンツしかないとしたら、ユーザーとしては満足は得られそうにない。
この記事は、追随他社への警告にもなるだろう。
必要なのはデバイスではなく、ストアでありコンテンツであり商品なのだと。
電子ブックが売れるかどうかも、iPadあるいはAmazon Tabletに最適化されているかどうかがポイントになってくる。
黒船を恐れて国内規格や国産プラットフォームを焦って作るよりも、黒船に乗った方がいいかもしれない。
有利な条件で、AppleやAmazonと提携する方が利口な気がする。