「神の手雲」再び

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怪しいや都市伝説的なことは、何度も蘇って流布されるらしい。
それに有名人が加担すると、騒ぎが大きくなってしまう……という的な事例。

芸能人も「願いが叶う」と拡散 ふたたび注目された「神の手雲」画像は何が危険なのか : J-CAST ニュース

 落語家の笑福亭鶴瓶さん(69)が2021年2月4日、グラムに1枚の画像を投稿した。

沖縄で数年に一度現れるという珍しい雲のだとして、「受け取った人は幸せになり、願いが叶うそうです!」と他者への転送を呼びかけている。

「沖縄で何年かに一度現れる【神の手】という雲だそうです!」――。鶴瓶さんは、手の形をした雲の写真とともにこう報告した。友人から送られてきたという。

続けて、「幸せになって欲しい人に送ると、受け取った人は幸せになり、願いが叶うそうです!!送る相手が多いのは良い事だそうです!」と呼びかけている。

神の手雲

現在は鶴瓶さんのインスタから削除されているようだ。
この「神の手雲」は、過去にも何度か話題になった。
もともとは御がある話ではなくて、ある海外のネットーが作ったフェイク画像だったものが、なぜか「神の手雲」というキャプションが付随して日本国内に広まった。

元ネタを知ると、かなりガッカリする話なのだが、「神の手雲」というネーミングがフェイク画像に特別な意味を与えてしまった。

この手の都市伝説的なネタは、いろいろなバリエーションがあるが、もっともらしい背景が説明されることで、あたかも本当のことのように見えてしまう。

このネタでは、「沖縄」が出てくるが、沖縄のどこなのかの限定はない。沖縄在住の人からの「わたしも見た」という反応もない。沖縄に住んでいない人には、確かめようがないから神秘性が増す。

そして「幸せになる」という、ポジティブなメッセージが、疑う気持ちを打ち消している。
幸せになるのだったら、誰も損はしないから、わたしも送ってあげよう……と、連鎖していく。

不幸の手紙バージョンの場合は、自分が不幸になりたくないから他人に不幸を押しつけるという身勝手さが拡散の動機になる。
どっちにも共通しているのは、「欲」なんだよね。

なんにせよ、有名人がチェーン(この場合はチェーンSNSかな)に乗せられちゃいかんよね。
それが善意だとしても、悪用されることもあるわけだから。

 

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