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 ケータイのSIMロックの解除についての、キャリア側の言い分の記事があった。
 それを見ていて思ったことは……

ケータイSIMロックの解除、LTEでも課題あり??KDDIの古賀氏 – ITmedia プロフェッショナル モバイル

 ただ、KDDIとしては「絶対(SIMロックを)外すのはいやだ、という立場ではなく、また、積極的に外していく考えがあるわけでもない」(古賀氏)というスタンスで、課題に対する検討を進める方針だ。

 つまり、やる気はないということのようだ(^_^;)。

 キャリアとしては、現状のビジネスモデルを壊したくないのだろうし、未知数の状況は作りたくないというのが本音のようだ。
 ケータイがガラパゴス化していても、キャリアにとってはあまり関係ないことで、ケータイ機器を作るメーカーにとって問題なだけだ。
 ほぼ飽和状態のユーザー数となっているから、現状を維持、もしくはスマートフォンで多少上乗せできればいいという腹づもりか?
 SIMロックの解除で市場拡大の展望が見えない限り、やるのはバカバカしいともいえる。

 サービスプランとして、「SIMロック解除プラン」というのを作ればいいのだし、ケータイは音声通話とメールができれば、基本的に十分というユーザーは多いはず。
 各キャリアの独自のサービスを求める人が、SIMロックのかかった端末とサービス契約をすればいいだけの話。
 周波数の違いについては、SIMと合わせて、送受信部も差し替えられるような端末を作ればいいだけ。それはそんなに難しい技術ではないだろう。

 いずれにしても、規格の統一は必要だね。
 世界標準にするということは、海外からの参入をしやすくすることにもなる。
 世界標準への道を進むのか、鎖国制度さながらにガラパゴスの道を進むのか……。
 どうなることやら。

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