デルタ株は衰退期に入ったようだが、次なる変異株が台頭する機会をうかがっている。
それがラムダ株なのではと思ったが、ここに来てミュー株が注目されている。
ミュー株に中和抗体「ほぼ効果ない」最新研究で判明|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
南米で主流となっている『ミュー株』について、東京大学医科学研究所は、体内で感染や重症化を防ぐ“中和抗体”の効果がほぼないとする分析結果を発表しました。
東京大学医科学研究所・佐藤佳准教授:「感染して治った方とファイザーのワクチンを打った方の血清を使って検討したが、どちらも中和抗体が効きづらい結果だった。一番、効かないといわれていたベータ株よりもミューの方が効かない」
デルタ株もミュー株も、空港検疫では検出されているので、すでに国内に入っていると考えるのが妥当だ。検疫は完璧ではないし、漏れは必ず生じる。
毎日発表される感染者数の、すべての検体の型を判別しているわけではないので、デルタ株とミュー株は密かに潜伏していると想像する。
現状、デルタ株が大勢を占めているので、デルタ株の勢力が弱まるのを待って、どちらかの新株が勢力を拡大すると思われる。第4波のアルファ株が衰退したあとに、デルタ株が台頭したのと同じ現象だ。
その時期は、たぶん10月末頃。
デルタ株とミュー株の両方が拡大することは考えにくい。同系のウイルスでも、ウイルス干渉は起きると思われるからだ。ウイルスの立場からいえば、どちらが生き残るかの生存戦略なので、共存は難しい。
ミュー株にワクチン効果が乏しいとなると、ミュー株が有利かもね。
(Visited 22 times, 1 visits today)