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 サッカーの話だが、「約30万本のシュート」の根拠はなんなのだろうか?…と思った。

サッカー=犬飼会長、Jリーグは「つまらない」と苦言 | スポーツ | Reuters

 [東京 12日 ロイター] 日本サッカー協会(JFA)の犬飼基昭会長が、Jリーグは「つまらない」と苦言を呈した。

 犬飼会長は12日の国内メディアの取材で、ブラジル・サッカー協会の関係者からの話を取り上げ、ブラジルではプロになるまで約30万本のシュートを打っているが、日本はその60分の1の5000本に過ぎないと指摘。「だからJリーグの試合はつまらない」と語った。

 仮にプロになるまで10年かかるとしたら、単純に日割りすると、1日82本くらいシュートを打つ計算になる。
 とはいえ、休みなく練習するわけでもないだろうから、週2日休んで年間約100日が休みとすると、練習日の1日当たり約113本になる。

 プロになる前ということは、少年サッカーだと思うが、少年サッカーの練習時間は週に30時間くらいだという。
 2日はオフとして、5日で30時間だと、1日当たり6時間。
 6時間で113本のシュート練習をするとなると、1時間当たり約19本。
 さらに細かくしていくと、約3分に1本のシュートを打たなくてはならない。
 シュート練習ばかりするわけではないのだから、どう考えても無理。

 ……というわけで、「約30万本のシュート」というのは、かなり誇張されているのではないか?
 現実的ではない、と思うのだが?
 根拠を明確にしてほしいよね。

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