またまたオリンピック関連のロゴで、物議をかもしている。
エンブレムでの教訓が、ぜんぜん活かされていない気がする。
類似性の程度については、他の記事にゆずるとして、首を傾げるのはその費用。
「&TOKYO」に「似ている」指摘ロゴの仏企業、「日仏友好のためロゴ変えるので支援を」と寄付金募集中 – ITmedia ニュース
ロゴ関連でかかった費用1億3000万円の内訳は、(1)ロゴマーク自体に500万円、(2)商標調査に2540万円、ポスターや映像などPRツールのデザイン経費に7000万円──などだという。
このデザインのどこが、500万円もかかるんだ?(苦笑)
ぼったくりもいいところだ。
ありふれた書体をベースに、ちょこっと加工しただけじゃないか!
10分の1の50万でも高いくらいだ。
さらに、PRツールのデザイン経費に7000万円だと?
ふざけたデザイン料だね。
この程度のデザインでいいのなら、私に発注しなよ(^_^)
10分の1のデザイン料でやってやるよ。
デザイン料なんて、言い値だからね。私の普段の仕事からすれば、1日で終わるような仕事量。時給換算すれば、数万円が実費だよ。
既成のフォントを加工して、ロゴっぽくするのは日常的にしているから、数時間あれば数十パターンは作れる。一流デザイナーが作ったというブランドはつかないが、ノーブランドでよければおやすいご用だ。
▼TOKYOの文字の近似書体の例
これは「Frutiger LT Std 65 Bold」という書体だが、ほとんど同じ(^_^)。ベースにしただろうことは想像できる。
お役所は、あまりにどんぶり勘定過ぎるよ。
商標調査に2540万円……というのも、どうなのよ?
ググってみると、無料で商標調査をするという会社もあるぞ。
こういうところを利用すればいい。
実際に費用がかかるのは、商標登録の登録費用だけだから、2540万円なんてありえない。
税金だからと、むやみに金をかけすぎだと思うのだが?