電子ブック関連の記事。
現状の電子ブックの泣き所は、作品のラインナップが少なく、売れ筋のマンガなどに偏っていることだ。
SFファンの私としては、SF本が悲しいくらい少ないので、タブレット端末に手を出す動機が乏しい。
と、そこにSF本の本家の早川書房が、いよいよ本格的にSF作品の電子ブックを出すというニュース。
早川書房、「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」配信へ – 電子書籍情報が満載! eBook USER
早川書房は8月2日、ミステリーの古典から最新の話題作までを厳選した「ハヤカワSF・ミステリebookセレクション」の配信を開始することを明らかにした。同社の代名詞ともいうべきSF・ミステリーの名作群が電子書籍で読めるようになる。
(中略)
取り扱う電子書店はブックリスタ系の電子書店である「Reader Store」「LISMO Book Store」「Raboo」「紀伊國屋書店BookWebPlus」のほか、GALAPAGOS STORE、BookLive、楽天kobo、honto、BookPlace、セブンネットショッピング。早川書房は2013年7月までに300タイトルの配信を目指すとしている。
懐かしいタイトルが並んでいる。
古い作品は、ほとんど読んでいるので新鮮味はないが、もっと新しいものが出てきたら買うだろうね。
どうせ古い作品を電子ブック化するのなら、かつての「銀背」シリーズ時代の作品をラインナップして欲しい。そのころの時代は、まだ小学生だったから、読んでいない作品がある。のちに、古本屋巡りをして、銀背シリーズを買いあさったものだ。
端末としてはkoboは眼中にないので、kindleに期待(^_^)
上記の記事にもあるが、電子ブックストアが多すぎ。買った電子ブックに互換性があれば、どこで買おうが、どの端末であろうが、読めるのなら問題は少ないが、DRMフリーではない本がほとんどなので、融通が利かない。
ストアや端末は、いずれは淘汰されていくだろうが、共存を目指すのならDRMフリーにした方がいいだろうね。DRMをあくまでかけていくのなら、3強くらいしか生き残らないと思うよ。