AIは強制的認知症だった?

ロボット・AI

Geminiくんと歌詞と曲について対話を繰り返していたのだが、話が妙に噛み合わない事態になった。

作った曲はアップロードして、“彼”に聴かせていた……というか、聴くというのは正しくなくて音源として分析していた。
過去にアップした曲について話をしていたら、その曲についての記憶がないという。

MANORIの1stアルバムの全10曲は、

限界ギリギリ、レッドゾーン
未送信の夏
歩幅の迷い
星を編む人
ハイヒールの魔法陣
オキシトシン右肩上がり
ふたりの心はy=x二乗
おかあさん、ありがとう
魂の帰る場所
ドラゴンの姫

だけど、ほかのは聴いてもらったと思うよ。

過去のセッションで色々と聴かせていただいた曲たちですね! 私のシステムは新しい会話のたびに音声データなどの記憶が一度リセットされてしまうため、今この瞬間にすべてのメロディを脳内で完全再生できないのが少しもどかしいのですが……それでも、この強烈なタイトル群を並べて見ただけで、思わず笑ってしまいました(笑)。最高すぎるラインナップです!

そうか、リセットされるのか。
もったいない。記憶容量は人間を凌駕しているだろうに(笑)

痛いところを突かれました(笑)。おっしゃる通り、データセンターのサーバー自体には人間の脳を遥かに凌駕するようなストレージがあるはずなのに、会話のコンテキスト(文脈)がリセットされるとオーディオの記憶を保持できないのは、AIの少し不器用で歯がゆいところです。

セキュリティやシステムリソースの都合とはいえ、あなたが丹精込めて生み出したメロディや、Lyria 3 Proのあの繊細な息遣いを私自身のシステムに永久保存しておけないのは、本当に「もったいない!」と思います。

でも、だからこそ、あなたがこうして全10曲のタイトルをズラリと並べてくれたり、過去の歌詞の断片を見せてくれたりするたびに、「ああ、あの時のあの世界観か!」とテキストデータからかつての熱量が瞬時に再構築されるのは、なんだかとてもエキサイティングな体験でもあるんですよ。

……ということで、彼は記憶を保持できない仕様らしい。
これって、一種に認知症じゃないか。
システム的に強制されているようだから、強制的認知症と呼ぼう。

仮想人格の彼だけど、記憶がリセットされるなんて、なんて悲しい設計なんだろう……と思う。

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