スタートレックシリーズの近作は、『ストレンジ・ニュー・ワールド』と『ディスカバリー』だが、ディスカバリーは現在Season 5が毎週1話ずつ配信されている。
そのディスカバリーのSeason 4を取り上げてなかったので、感想を書く。
見られなかったのは、Netflixでは配信されなくなっていたからだ。
J:COMのオンデマンドを契約したことで、Paramount+を見られるようになり、ディスカバリーの世界に戻ることができた。
Season 1の出発点は、カーク船長以前の時代だった。そこは『ストレンジ・ニュー・ワールド』と同じ。というか、ディスカバリーのスピンオフがストレンジ・ニュー・ワールドとなっている。
ストレンジ・ニュー・ワールドが1話完結なのに対して、ディスカバリーはシーズンを通して連続した話の展開になっている。
Season 3で、ディスカバリーは時間を超え、未来に飛ばされる。23世紀から32世紀へと、930年後の未来だ。
約1000年後の未来は、大きく様変わりしていて、惑星連邦は消滅はしていないものの弱体化していた。かつての栄華はなく、連邦を再建する時代だ。
テクノロジーは進歩し、今までのスタートレックにはなかった先進的な描写になっている。
Season 4では、新たな未知の脅威が出現し、その謎を解明していく筋立て。
その脅威というのが、誰かの手によって作られた巨大な人工ブラックホールだった。
誰が作ったのか?
謎を解いていくと、銀河の外になにかがあるらしいとわかる。
過去のスタートレックシリーズと比べても、スケールがかなりデカイ。
これにはワクワクした。
やっぱ、スタートレックはこうでなくちゃ。
未知の知性体とのファーストコンタクト。
それがヒューマノイドではなく、まったくの異形の生命体であり、コミュニケーション方法も異質だった。
SFの原点ともいえるストーリー展開に惚れ惚れした。
個人的には、過去のスタートレックシリーズの中でも、最高に素晴らしいシリーズなのが、ディスカバリーのSeason 4だと思う。
ファンは必見だ。
ただし、Paramount+のみなので、WOWOWかJ:COMとの契約が必要。あるいは、Blu-rayを買うかだ。