月を目指す宇宙開発計画が、各国でブームになっている。
アポロ計画以来の人間を月に送り、月に基地を建設するという20世紀に計画されていた構想が、ようやく実現しそうな雰囲気になってきた。
第二の月レースが始まっているわけだが、人間を送るのはアメリカが先か、中国が先か、あるいはそれ以外の国か……。
中国が月基地に関するコンセプト動画を公開したという。
中国、月面基地計画のコンセプト動画を公開–スペースシャトルらしき宇宙船も – UchuBiz
中国の宇宙機関、中国国家航天局(CNSA)は現地時間4月24日、将来の月面基地計画に関するコンセプト動画を公開した。
中国は2030年代に月面基地計画「国際月面研究ステーション(International Lunar Research Station:ILRS)」の建設を予定している。同計画にはロシアやベラルーシなど、10カ国が参加を表明している。
今回の動画に登場する地表サンプルの回収ミッションに着陸船や探査機、支援軌道衛星は、現在進められている「嫦娥6号」「嫦娥7号」に対応するものだろう。月面における通信や発電インフラなども紹介されている。
動画の途中では、米航空宇宙局(NASA)の「スペースシャトル」らしき宇宙船も登場する。これが米中の宇宙開発における将来的な協力を示唆しているかどうかは、現時点では不明だ。
リンク先に動画があるが、なぜか右上にボカシが入っている。それって、隠す必要があるのか?
別ソースからの動画が以下。
記事中に『「スペースシャトル」らしき宇宙船』とあるが、ぜんぜん違うじゃないか(^_^)b
似ているものを探すなら、スタートレックのClass C Shuttlecraftか、古くは『スペース1999』(1975年)のイーグルあたりだな。
この月シャトルが、月での運用を前提としているのなら、翼のように見えるパーツはいらないね。翼にしては小さすぎるので、放熱フィンなのかもしれないが、取って付けた感はある。
まぁ、想像図なのでなんでもありだ。
別カットに、月から打ち上げるロケットが出てくるのだが……。
赤い円で囲った部分。
字が被っているので、数フレームあとの画像と合成すると……
こっちのことをいってるのかもね。
本家スペースシャトルは以下。
アメリカがどうとかというより、ただパクってるだけの気もする(^_^)b
今さらスペースシャトルを復活させるメリットはないよう思う。
月への再上陸は、今のペースだと中国が先になりそうではある。ただし、習近平が権力を掌握していれば……という条件付きだが。莫大な資金が必要な宇宙開発は、一党独裁の国の方が金の融通が利く。アメリカは財政難で民間企業を利用しているが、それでどこまでやれるのかは不透明。
ともあれ、2045年は……私は生きてないな(×_×)
果たして、夢の月基地は実現するのだろうか?