昨日の日韓戦……
あちこちで「岡田監督解任論」が噴出しているようだ。
私も同感だが、かといって誰に変わったところで、劇的にチームが強くなるわけではない。
ファンのひとりとして求めているのは、このままじゃ面白くない、ということだ。
変化が欲しいのだ。
希望が持てる監督で戦って欲しいのだ。
岡田監督で負ければ、「やっぱり」という失望感が増幅するだけ。
新監督が4カ月でチームを立て直すことは無茶だが、それで負けたとしても「やるだけのことはやった」という納得ができるような気がする。
以下の記事が現状をよく分析している。
スポーツナビ | サッカー|日本代表|「ギロチンマッチ」の行方(2/2)
よほどのことがない限り、3月3日のアジアカップ最終予選、対バーレーン戦でも、意外性もワクワク感もない代表戦が繰り返され、そして試合後には「よくはなってきていると思います」というコメントを耳にすることになるだろう。
少しずつよくなるのは、他国のチームも同様で、それでは差は縮まらない。
飛躍的によくならないと太刀打ちできない。
このことについては、前にも書いた。
参照▼
サッカー:岡田監督の限界か
サッカー日本代表のアキレス腱
【サッカー】オランダ戦で見えた限界
【サッカー】岡田監督、熱く語る
……と、過去に書いた自分の記事を読み直してみて、懸念していたことがだいたい当たってしまったようだ(^^;)
嫌な予想は外れて欲しいものだが……。
岡田監督続投の、ほんとうの意図は、勝てそうにないW杯で、戦犯にするためではないか?……と、うがった見方をしてしまう。
犬飼会長は、そこまで岡田監督を支持するのなら、
「グループリーグを突破できなかったから、辞任する」
と、自分の首を賭けるくらいの発言をしてはどうだ?
負けたときの逃げ道として、岡田監督に罪を着せるつもりなんだろう。
現状のままでは、あと4カ月で、なにかが劇的に変わることはない。
精神的には多少の変化はあるかもしれないが、そうそうサッカーの質は変えようがない。
岡田監督は「自分たちのサッカーをやるだけ」というようなことを毎度いうが、それは自己中な考えかたでもある。
選手起用も戦術も、いつもと同じ。相手は関係ない……というのは、何の対策も取らないということと同じだろう。
勝つためにどうするか?……ではなく、自分たちが満足するためのサッカーをしているように見える。
その満足が「勝利」であればいいのだが、どうやらそうではないらしい。
パス回しがよくなった、サイド攻撃がよくなった、よく走れるようになった、クロスがよくなった……と、部分部分に満足しているだけではないのか?
観客がブーイングを浴びせたとのことだが、いっそのこと抗議の意思として、次戦は競技場に行くのをボイコットしてみたらどうだろう?
サポーターの不在となれば、協会も本腰になる気がする。