マクドナルドが新メニュー、新価格を発表。
意気込みだけは、がんばってるね。
マック、セット「1千種類」に拡充 サイド増やし組み合わせ多岐に 野菜多い新バーガーも(1/2ページ) – 産経ニュース
日本マクドナルドは21日、これまではフライドポテトのみだったセットのサイドメニューについて、フライドポテトのSかMサイズ、チキンナゲット(5個入り)、サラダ、スイートコーンの4つの中から選べるようする。これによりハンバーガーと飲み物、サイドからなるセットの組み合わせ総数は1000通りになる。
(中略)
価格体系も、これまでの1円単位から10円単位に見直す。代表的なメニューの「ビッグマック」のセットは現在の669円から670円に、「てりやきマックバーガー」のセットは606円から610円に上がるが、すべてのメニューをならすと、これまでと平均価格は変わらないという。
組み合わせで1000通りとか、そういう問題じゃないんだけどな(^_^)b
ここでいう1000通りは、セットメニューのことだろうけど、4品で足りる? 個人的には足りないなー。
たとえば、5種類のメニューがあるとする。それで、5品買うときの組み合わせは、重複をOKとすると……
5×5×5×5×5=3125通りになる。
5品というのは、ハンバーガー2つ、ポテト1つ、ドリンク1つ、ナゲット1つと、普通に買っても5品くらいはいく。ドリンクをおかわりすれば6品だ。1000通りの組み合わせは、そんなに多いわけじゃない。
マクドナルドのメニューは、メニューにはないバリエーションがあったんだよね。
塩がふりかけられていないポテト。油が古くなってやたら油っぽいポテトやナゲット。揚げすぎで硬いポテト。焼きすぎて焦げたハンバーガー。テイクアウトでオーダーしたら、入っていなかった透明メニュー……etc.
当たり外れが珍しくないのがマクドナルドだった。
おそらく、多くの人はマクドナルドに「健康志向」は求めてないと思う。
健康によくないと思いつつも、食べたくなるのがマクドナルドだった。……そう、過去形なのだ(^_^)
ある飲みもののCMに出てくる名(迷)言。
「おいしいものは、脂肪と糖でできている」
マクドナルドは、そのコッテリ系のおいしさを追究した方がいいように思う。
健康志向の人は、ハンバーガーなんか食べないから(^_^)
また、1円刻みの価格ではなく、10円刻みにするというのは、早い話、値上げだよね(^_^)。切り捨てじゃなくて、切り上げの10円単位なんだし。
「669円から670円に」ではなく、「669円から660円に」とした方が、好意的に評価されただろうに。そのへん、消費者心理を計算できてないと思う。
ついでに、「スマイル0円」も復活するようだ。
マックが「スマイル0円」の表示、全店舗で常時復活へ 「初心に帰る」とカサノバ社長 – 産経ニュース
日本マクドナルドは21日、メニューボードに「スマイル0円」の表示を25日から復活すると発表した。一時期はマックの店頭の名物だったが、2000年代前半から消え始めたという。25日以降、全店舗で全時間帯に表示する。
賃下げのニュースも流れていたし、メニューが増えて調理の負担も増えるだろうから、店員さんのスマイルが引きつった笑顔にならなければいいのだが……。
カサノバ氏が店頭に出て、売り子を数か月するというのも、アピールになるんじゃない?
現場の苦労がわかるだろうし。
がんばるのはいいけど、がんばりすぎはだめだよ。
心身を壊してしまうから。