私の好物でもあるチョコレートに、認知症予防の可能性があるというニュース。
チョコ摂取で「認知症予防の可能性」- 蒲郡市や愛知学院大などの実証研究 | 医療介護CBニュース
愛知県蒲郡市と愛知学院大、明治は19日、チョコレートを摂取することで、アルツハイマー型認知症やうつ病などとの関連性があるとされている脳由来神経栄養因子(BDNF)が上昇することが分かったと発表した。同市などの住民約350人が参加した「チョコを用いた日本初の大規模実証研究」の結果で、同日、東京都内で開かれたセミナーで講演した同大心身科学部健康栄養学科の大澤俊彦教授は、「チョコ摂取で認知症の予防につながる可能性がある」と述べた。
過日は、「コーヒーや緑茶で長寿効果」とのニュースがあったが、このところ食品についての効能の発見が続いている。
チョコの主成分である、カカオポリフェノールについては、以前から効能がいわれていたが、認知症にも有意な効果を立証したというのが新しいところ。
ただ、チョコは美味しくするために糖分も多く含まれているので、チョコならなんでもいいというわけでもないだろう。糖分の摂りすぎは、肥満や糖尿病リスクにもつながる。
カカオ成分だけでは苦いものになってしまうので、バランスが難しい。
実証試験では、カカオ72%という高濃度のチョコが使われているので、ごく一般的な甘~いチョコではカカオ成分が少ないので、効果も少ないと思われる。
研究に明治が参加しているので、カカオ72%というチョコは、以下のことだろう。
チョコやカカオの効能については、以下が詳しい。
チョコレート・ココア健康講座 | 日本チョコレート・ココア協会
チョコレート・ココア健康講座
チョコレート・ココアが私達の体にどんな効果があるのかご存知ですか?
いずれにしても、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、チョコばっかり食べても意味がない。適切な食事と適切な運動がともなっていることが肝要だね。
認知症は高齢者だけでなく、中年の時期から発症するケースも増えている。
予防的にチョコを日々食べておくのは、無駄ではないとはいえる。
チョコの消費量が増えるかもしれないね。