散歩道の秋(2022年)Part-7

 Part-6の続き。

 私は東京の練馬区に住んでいるが、実家は九州の大分県大分市だ。育ったところは山が近く、小さい頃は山野が遊び場所だった。だからなのか、野草や昆虫が好きなんだよね。
 都会は田舎ほどには野草が多くはないが、ちょっと散歩すればいろいろな野草と出会うことはできる。要は、目を向けるかどうかだと思う。

 ハ行、いきます。

▼ハキダメギク

ハキダメギク

ハキダメギク

ハキダメギク

 掃き溜め……つまりゴミ捨て場に生える菊という名前だが、小さく、可憐、かつ生命力のある野草だ。花の直径は10mm未満くらい。マクロで撮るのに難儀する大きさだ。

▼ハクチョウゲ

ハクチョウゲ

 背の低い生け垣の街路樹として植えられていた。

▼ハゼラン

ハゼラン

 これまた小さい花。注意して見ないと見逃す。

▼ハナセンナ

ハナセンナ

 外来種の園芸品種だが、公園に植えられていた。

▼ハマクマツヅラ

ハマクマツヅラ

ハマクマツヅラ

ハマクマツヅラ

 花の直径が5mm未満の小さい、小さい花。近づかないと、花があることに気がつかないほど。マクロ撮影泣かせのサイズだ。
 舗装された道路の端っこの、わずかな隙間の地面から生えていて、雑草魂の強い植物だ(^^)。

▼ヒイラギ

ヒイラギ

 花の付き方は、キンモクセイとほぼ同じ。公園の樹木として植えられていた。

▼ヒイラギモチの実

ヒイラギモチの実

 実は熟すと赤くなる。

▼ヒナタイノコヅチ

ヒナタイノコヅチ

 角状部分は、蕾だと思われる。
 こういう、いかにも雑草的な野草に魅力を感じる(^^)。造形的にも面白いしね。

▼ヒメツルソバ

ヒメツルソバ

ヒメツルソバ

 花壇に園芸種として植えられたりもするが、空き地や路肩に野草としても生えている。

▼ビワの花

ビワの花

ビワの花

 街路樹として植えられていた。まだ蕾で、開花しきっていない。後日、ちゃんと開花した状態を撮りたいと思っている。
 昔、私が小学低学年だったころに住んでいた社宅の一軒家の庭には、ビワ、栗、柿、イチジクなどの木があって、果実がなる季節には取って食べていた。だから、ビワはお店で買って食べるものではなく、家に実ったものを食べるものだった。

▼フロックス/花魁草(オイランソウ)

フロックス/花魁草(オイランソウ)

▼ヘクソカズラ

ヘクソカズラ

ヘクソカズラの実

 雑草扱いされる野草の名前は、酷い名前が多いんだよね(^^;)。「葉や茎など全草を傷つけると、悪臭を放つことから屁屎葛(ヘクソカズラ)の名がある。」という。

▼ヘラバヒメジョオン(?)

ヘラバヒメジョオン(?)

 ただのヒメジョオンに比べると、花びらの数が少ないようなので、ヘラバヒメジョオンなのでは?…と。確証はない。

▼ペラペラヨメナ

ペラペラヨメナ

 撮影場所は異なるが、前出のヘラバヒメジョオンにも似ていて、同じものか?……とも思う。ただ、花びらの形は微妙に違う。同系のものは判別が難しい。

▼ホトトギス(杜鵑草)

ホトトギス(杜鵑草)

ホトトギス

 公園の花壇に植えられていたもの。

 ……と、ハ行はここまで。
 マ行に続く

諌山 裕

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