いよいよAI生成のモデルがCMに起用された。
人間のモデルが不要になるとは思わないが、試みとしては面白いし、一定の需要はありそうだ。
「おーいお茶」のCMに「AIタレント」が登場し議論呼ぶ 伊藤園に今後もAIタレントを起用するのか聞いてみた(1/2 ページ) – ねとらぼ
伊藤園の「お~いお茶 カテキン緑茶」のCMに起用された「AIタレント」が話題を呼んでいます。すでにネットユーザーからは「言われないとAIだとわからない」「不祥事起こすリスク0なのは良い」「もうCMタレント要らないかも」など、さまざまな意見が出ています。なぜCMにAIタレントを起用したのか、今後もAIタレントを使う予定があるのか、伊藤園に聞いてみました。
伊藤園によれば、AIタレントの起用は「製品コンセプトをどのように伝えるか検討した結果」であり、「AIタレントをはじめから起用することを前提としていたわけではない」とのこと。CMのテーマである「健康的で明るい未来のために“未来を創るなら今”」を表現するにあたり、「現在の自分」と「素敵な年齢の重ね方をした約30年後の自分」の両方を、別人に見えない形でCMに登場させるにはどうしたらいいかを考えた結果、AIで生成したタレントを起用するのが最適だったと判断したそうです。
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冒頭から3秒までと、それ以降でキャラの年齢設定が変わっているが……
「未来の自分を……今から始める」
というナレーションで、数十年後の歳を取った彼女を表現しているようだ。髪に白髪がまじって、少し老け顔になっているので、50〜60歳くらいの設定なのかな?
とはいえ、白髪頭になる年齢は個人差が大きくて、60歳でも白髪の少ない人はいる。
未来設定の背景が、やたらと明るい未来都市風なのだが、30年でそんなに変わらないと思うよ(^o^)。逆に、戦争や災害(第二の関東大震災など)で荒廃した未来かもしれない。
ま、そこはステレオタイプなイメージではある。
かなり自然な仕上がりになっているのには感心。
ただ、細かいツッコミをすると、瞬きしてないし、一瞬、目の動きがおかしなところはある。
雰囲気としては、若い頃の「上戸彩」さんに似てるかな。
「実写と区別つかない」とか「違和感がない」といった反応が多い。
それも一理あるが、かつてCGで作られたオードリー・ヘップバーンのようなインパクはないな。
参照→『CGで再現されたオードリー・ヘップバーンが凄すぎる』
このヘップバーンのCGは2013年なので、もう11年前。完成度としては、こっちの方が高いという皮肉。11年前のCGは、マシンスペックが低く、制作者の手作り感もあった時代だ。
AIは制作が容易になってはいるが、ゼロからAIが作るわけではないので、そこは制作者の感性が問われるのだと思う。
いずれにしても、一石を投じるCM作品ではある。