IQテストについての小ネタ記事があった。ネット上には、いろいろとIQテストをするサイトがあり、様々なテストがされているようだ。
過去記事の「IQ TESTが面白かったが…」でも取り上げたが、それらのテストは有料だ。申込者の好奇心と自己満足で金を出させる商売だね。
【えっ…】もしかしたらオレ天才かも?と思ってネットの『IQテスト』をやったら思わぬ展開に悶絶した | ロケットニュース24
その時、ふと、「もしかしたらオレ天才かもしれない」と思った(←バカ)。そう思った次の瞬間、私はIQテストについてググり始めていた。
(中略)
超ふつう〜〜〜〜〜〜!
記事の著者は、IQが107だったということで、「普通」の判定だったようだ。
IQテストは設問内容によって獲得点数が変動するので、絶対値にはならない。やさしい質問ばかりを並べれば、答えやすいし得点も取りやすくなるから、出題者が意図的に合計点数を操作できるんだよね。
昔、私が小学生の頃は学校でIQテストをしていたが、現在はどうなのだろう?
IQを計るテスト方法はいろいろとあり、その方法によって出てくる結果も変わる。
詳しくはWikipediaを。
関連して、以下のような記事があった。
なぜ何もかもうまくいかない? わたしは「境界知能」でした | NHK | WEB特集(2021年7月30日付)
なぜ何もかもうまくいかないのか? 検査を受けて告げられたのは「境界知能」でした。
「境界知能」とは、いったい何なのか。
「境界知能」は、知能指数(=IQ)に関係して、専門家の間で用いられている言葉です。
「知能指数」で、「平均的」とされる部分と、「障害」とされる部分の「境い目」にあたるところが、「境界知能」と呼ばれています。
図では中央値100を中心に、左右対称の正規分布になっている。おおむね正規分布になるということであって誤差はある。母集団の平均が高くなると、いわゆる天才と呼ばれる人の出現が増えるという。逆もしかりで、母集団の平均が下がると天才が出現しなくなる。
IQが145以上だと「天才」に分類されるわけだが、アインシュタイン(IQ=190だったいわれる)はなんでもできたかというと、そうでもなかったようだ。
幼少期に「冴えない子」の意外に明るい未来 | 子どもを本当に幸せにする「親の力」 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
例えば20世紀最高の物理学者と言われるアインシュタインは、子どもの頃言葉による表現が苦手で、思ったことがうまく話せませんでした。ほかの子と遊ぶのが嫌いで、運動など体を動かすことも苦手でした。単語のスペルを間違えることも多く、語学や歴史などの暗記科目も超苦手でした。両親はずいぶん心配していたようです。
発明王エジソンが、子ども時代に学校にうまく適応できなかったことは広く知られています。彼は、好奇心が旺盛すぎて常軌を逸した行動やへんな質問ばかりしていたので、小学校を3カ月で辞めさせられました。ところが、彼の母親が偉くて、彼の好きな科学の実験をとことんやらせてくれました。母親の応援のおかげで彼は能力を伸ばすことができ、後に発明王と呼ばれるようになったのです。
進化論を打ち立てたダーウィンは、子どもの頃昆虫採集や狩猟に夢中になり、勉強をまったくしなかったそうです。当然、学校の成績はひどくて、彼は「ダーウィン家の恥」と言われていました。
歴史上の天才たちは、一芸に秀でていたのであって、マルチの才能を発揮していたわけではないということだ。
私が小学5年のときに学校で受けたIQテストの結果について、私と母は担任の先生に呼ばれて面談したことがあった。
先生「IQテストの結果はいいのに、成績がよくないのはどうしてでしょうかね」
先生は結果を見せる。IQは125と記されていた。そのテスト結果を見せられた母は答えた。
母「うちの子、家では勉強しませんから(笑)」
先生「それは困りましたね」
母「好きなこと、興味のあることしかしないんですよ」
先生「あははは(苦笑)」
そんなことがあった(^_^)b
母は理系の人だったので、家では母が勉強を教えてくれていたが、学校の宿題はあまりやらなかった。だから、いつも学校で先生に怒られていたね。まぁ、ちょっとした問題児ではあったわけだ。中間テストや期末テストがバカバカしくて、白紙で提出したこともあり、これまた問題になった。
数学や理科は解き方や実験を学ぶ必要があるが、国語や歴史は教科書に書いてあることを読めば終わりじゃん。国語の教科書をもらったその日に、全部読んでしまったから、それ以上なにをするんだ? 感想? そんなの人それぞれじゃん……と思っていた。読書は好きだったから、本はたくさん読んでいたけどね。
好きだったのは美術で絵を描くこと。
ともあれ、IQテストは絶対的な尺度にはならない。テストの問題しだいでいかようにも変わるからだ。
天才だからといって、万能ではないということ。