LINEを使っている人は多い。
以前から情報漏洩の噂はあったが、あまり大きな問題にならずにLINE利用者が増え続け、公的機関も利用するインフラになった。
同等の機能の代替手段がほかにないからだろうが、利用者は減っていないという。
LINE会見 ユーザー数「大きな変化なく本当に感謝」:イザ!
LINE(ライン)の出沢剛社長は23日夜の記者会見で、通信アプリの利用者の個人情報が業務委託先の中国の関連会社から閲覧可能になっていた問題を受けたユーザー数の動向に関し「大きな変化はなく、使っていただいている。本当に感謝している」と述べた。
かくいう私は、LINEは使っていない。
理由は、「面倒くさい」から(^_^)
私の感覚では、あれはただのチャットだろ、という感じ。
そもそもSNSといわれるプラットフォームは、積極的には使っていない。
友人がSNSのアカウントを持っているから、ときどき覗く程度。
Twitterはブログの更新情報の自動発信がほとんど。
もっぱらブログに駄文を書いているが、私のブログの訪問者は少ないし、誰かに向けてというより、頭の中でグルグル回っている考えや疑問を外に吐き出しているだけ(^_^)b
私の駄文に共感してくれる人もいるだろうけど、反発する人もいるだろう。
人の考えはそれぞれなので、いちいち気にしていたらキリがない。
基本的にブログは独り言である(^_^)
LINE、Twitter、Facebook、Instagram等々、SNSといわれるプラットフォームは、社会インフラに位置づけられるようになった。
しかし、これは諸刃の剣だ。
特定企業の特定サービスがシェアを独占するということは、その企業の影響力や支配力を高めることにつながっている。
IT企業のGAFAに対して、プラットフォームではTFYIL(Twitter、Facebook、YouTube、Instagram、LINE)というところか。
※FacebookとInstagramは同一の傘下だが、サービスとしては別なので。
今回の事案で、大きな情報漏洩は起きていないようなのだが、情報管理を特定企業に委ねているリスクは常にある。個人だけでなく、公的機関がそれらのプラットフォームを利用していれば、いずれは漏洩事件が発生する。完璧なセキュリティは存在しないからだ。
日本は世界的に見ても、セキュリティの甘い国なので、安全性は低い。
感染症対策で「安心・安全」という言葉がキーワードになっているが、ネットのセキュリティについては「安心・安全」は張り子の虎である。
データセンターを日本国内に移すことで、問題が解決するわけではない。
国内なら安全という保証はどこにもないし、どうやって安全を担保するのだろうか?
災害時の情報インフラとしても、TwitterやLINEが推奨されたりしているが、それに依存することのリスクも考えないといけないのでは?
なんとかペイで、財布の情報まで企業に把握されようとしている昨今。
GAFAやTFYILに支配される世界というのは、ちょっと恐い気がする。