ネット上での誹謗中傷が問題になるが、その場を提供しているのがYahoo!ニュースのコメント欄、通称「ヤフコメ」でもある。
そのヤフコメが制限を強化するという。
ヤフー、不適切な“ヤフコメ”投稿制限を強化 ID再取得後もコメント禁止に(ITmedia NEWS) – Yahoo!ニュース
ヤフーは9月29日、「Yahoo!ニュース」に不適切なコメントをしたユーザーの投稿について制限する機能の強化を発表した。悪質なユーザーに別のYahoo! JAPAN ID(以下、ID)を取得されても制限し続けられる機能を10月中旬に実装するとしている。
以前に比べればマシになったとはいえ、そもそも不適切コメントが問題だと認識しているのなら、コメント欄そのものをなくせばいいと思うのだが?
コメント欄をなくさない理由はなんなのか?
と、逆に問いたくなる。
Yahoo!としてはアクセス数を稼ぐことで、広告が多く表示され、それで収益が上がる。
不適切コメントを放置していたのは、それがユーザーの呼び水になっていたからで、炎上するほどにアクセス数が稼げることになる。
典型的な炎上商法だったわけだ。
投稿制限することで健全化を目指すのかもしれないが、炎上しないヤフコメはアクセス数も減ると予想される。
そうなると、Yahoo!にとってのコメント欄の維持は、あまりメリットがないのでは?
手間とコストをかけてまで、コメント欄を存続させる必要があるんだろうか?
記事提供の媒体によっては、コメント欄を設けていないものもある。
別にコメント欄がなくても困らないのだから、すべて取り払ってしまった方が面倒事を抱えなくていいような気がする。
ヤフコメ存続に固執する理由が謎だ(^_^)b