長年使ってきたWordpressのアクセスカウンター「Count Per Day」を、「WP Statistics」に切り替えた。
「Count Per Day」は非推奨プラグインになっていたし、制作者サイトも閉鎖されてしまっていたので、遅かれ早かれ切り替えなくてはならなかった。また、PHPの最新バージョンで動作しないのも問題だった。
「Count Per Day」は優れたプラグインだったのに、とても残念だ。長年使っていたから、過去データの蓄積もあった。それらのデータも葬られることになる。
切り替えにあたって、いくつかのアクセス解析プラグインを試した。
初期設定で、Total VisitsとTotal Previewsの数字を、「Count Per Day」の数字から引き継ぎたいのに、なぜかwidgetの表示に反映されない。サポートに質問を投げたが回答は得られなかった。
また、ページビューのカウントが異常に多くなってしまうので、ボットのアクセスをかなりカウントしているみたいだった。「Count Per Day」もボットをカウントしていたが、そんなに多くはなかった。
と、以上の理由から、これはボツにした。
細かい解析をしてくれるのはいいが、表示方法などのカスタマイズはしにくい。基本的にHitstepsのサイトと連携してAPIとして動作するようになっている。無料でできる範囲が限られ、ちゃんと使うにはサブスクに入る必要がある。
widgetとしてアクセスカウンターを表示させるとき、Total VisitsとTotal Previewsは0(ゼロ)から始まるわけだが、途中から切り替えて使用するから、初期値は変えたい。しかし、設定項目に初期値を変える項目がなく、サポートに連絡して変更してもらう必要があった。その変更に1週間ほど要した。ユーザー側で任意に変更できるようにしてもらいたいところ。
このプラグインのアクセス数カウントは、Google analyticsのカウントよりも少ないカウント数だったりして、いまいち信頼性が乏しい。
希望としては、Google analyticsと「Count Per Day」の中間ぐらいのカウントが望ましい。
で、結局、WP Statisticsに落ち着いた。
カウント数は、前述のGoogle analyticsと「Count Per Day」の中間ぐらいというのを満たしている。
ただし、デフォルトの表示では、項目名とカウント数字が左寄せでくっついてしまうため、CSSで数字だけ右寄せになるようにした。こうしないと見にくいからね。
参考までに、そのCSSの例を記しておく。
.widget_wp_statistics_widget li{ font-size: 12px; border-bottom: solid 1px #dcdddd; text-align:right; padding-right:20px; } .widget_wp_statistics_widget label{ float:left; padding-left:20px;}
該当のwidgetには「widget_wp_statistics_widget」のclass名が割り当てられている。なので、まず全体を「text-align:right」で右寄せにする。
次に、項目名には「label」のHTMLタグがつけられているので、それを「float:left」で左に寄せる。
そうすると、カウント数字だけは右寄せになったままとなる。
フォントサイズや下線の色は、好きに変えて欲しい。
ということで、「Count Per Day」からの切り替えで迷っている方の参考になれば幸いだ。