ようやく「妖精シルア」YouTube版、Chapter-2が完成した。
続編に着手したのが、3月10日頃なので、49日ほどかかったことになる。
シーンの制作は、レンダリング時間を含めて、1点あたり平均3日。制作シーン数が、14点。
動画(といっても静止画)の再生時間は、1シーンが15〜30秒くらいだが、その1シーンを作るのに3日かかっているわけだ。
そんなわけで量産ができない。
ビジュアルとしてのシーンと、物語としてのテキストは、同時進行で制作。
がしかし、今回はテキストに時間がかかった。
短いテキストで物語を進行させたいから、書いては削って、書き直しては削った。
長編小説のように、ぐだぐだと長い文章を書く方が、じつは楽(^_^)。
詩的、あるいは短歌のように言葉を少なくすると、描写できることとできないことが出てくる。
だから、言葉を選ぶのに試行錯誤した。
5分弱の時間で再生されるこの作品では、静止画でありながらも動画的な雰囲気になる。
音楽を加味していることも、印象に大きく貢献していると思う。
同じ素材を、静止画だけ、テキストだけでは、こういう表現にはならない。単独では表現できないことが、動画ではできる。この場合、「動画的」といった方が正しいかもしれないが。
CGキャラを動画として動かせればいいのだが、そのためにはリソース(マシンパワー)と時間がもっと必要になる。
なお、YouTubeに作品をアップしているからと、「ユーチューバー」とはいわない。
現在では、ユーチューバーの意味は変わっている。
YouTuberとは (ユーチューバーとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
YouTuber(ユーチューバー)とは、YouTube上にて自作の動画を投稿し、広告収入を得ている一定の集団を指す呼称である。
- プログラム参加基準 (2018年2月20日~)過去12か月の総再生時間が「4000時間」以上
- チャンネル登録者数が「1000人」以上
※上記の両方を達成することが義務。ただし達成しても公式の「審査」によっては参加不可。
……ということで、総再生時間が「4000時間」以上、チャンネル登録者数が「1000人」以上の条件は、簡単にクリアできるものではない。
この条件をクリアできる人が、YouTuberだ。
無名の新規参入者が、YouTuberになるのはかなりハードルが高い。すでに知名度のある芸能人や著名人でないと、再生数や登録者数を劇的に増やすことはできない。
なので、私がYouTuberになることはないだろう(^_^)
まして、作ってる作品ジャンルがマイナーだし、ニッチすぎて、ニーズは超限定的。
じゃ、なぜ作品を作るか?
それは作るのが好きだから、面白いから、楽しいからだ。
アートや写真の作品だって、好きだから、楽しいからやっている。写真に関しては、ストックフォトで多少の利益にはなっているが、アートは利益をまったく生んでいない。
それでも作品は作りたいんだよ。
好きなことに夢中になるのが、ささやかな生きがいでもあるから。
そして、少ないながらも、見てくれる人がいるから。
ちなみに、英文を入れているのは海外向けの配慮だが、国内よりも海外からのアクセスが多く、9割は海外の視聴者。アクセス解析があるので、どこの国の人が見ているのかわかるようになっている。
世界に向けて発信できるのは、YouTubeならではの利点だ。