Categories: サイエンス小説

左右を決定する、科学的根拠

Stefan KellerによるPixabayからの画像

 「右」と「左」は、どっちがどっちかを便宜的に決めている……と、思いがちだが……

電子ブックレットダウンロードランキング(12月17日~12月23日):極めてあいまいな“左”と“右” – ITmedia エンタープライズ

 「東西南北は絶対ですよね。天地も絶対です。でも左右は相対、その人の状況によって変わるんです。こうやって向かい合っているとき、鈴木さんの“右”は私にとっては“左”。でも私がこうやると(と言いながら、体の向きを右に90度替えて)、今度はさっきまで“前”だったものが“左”になるんです」

 まぁ、相対的というのは、観察者の位置によって変わるからだが、左右を決定しているのには、科学的根拠がある。
 むしろ、東西南北、天地、というのは、地球上だけでの限定的な方向なので、宇宙空間に出てしまうと意味がなくなってしまう。

 しかし、「左右」は宇宙空間に出ても、決定できるのだ。
 その科学的問題と実験が……

オズマ問題

 私のSF小説の拙作『生霊の書(ソウル・ウエア)』では、この問題をネタのひとつにしている(^_^)。
 興味のある方は、電子ブックをご覧ください。

諌山 裕

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