昨晩というか、時刻的には今朝だが……対カメルーン戦。
勝った!
サプライズは起きた!
勝てば大フィーバーといったとおり、今日の報道記事は、かなり熱くなっている(^_^;
多くの人が、勝って欲しいけど勝てないだろう……と思って見ていたから、後半終了間際には、あと何分、あと数秒……と、固唾を飲んだことだろう。
私もそうだった。
ドイツ大会の悪夢があったから、試合終了のホイッスルが鳴るまでは、安心できなかった。
だが、勝った!
「よっしゃー!!」
私は叫んでいたよ(^_^;
こんなにうれしいことはない。
まぁ、内容的にはいろいろと問題もあるのは確かだが、試合は勝ってなんぼ。
どういう勝ち方でも、勝ちは勝ち、勝ち点3なのだ。
絶望の崖っぷちに立たされ……というより、片手で縁にしがみついている状態から、引き上げられたような安堵感。
この感動を待っていたのだよ。
過去のエントリで、「岡田監督は、本田と松井を先発に使わないだろう」と書いた。
※参照→「サッカー日本代表のアキレス腱」
その頃は、異端児の二人はレギュラーに定着するには、岡田監督の流儀に合わなかったからだ。
だが、追い詰められた監督は、突破口として二人を使うことになった。中村俊輔の不調が原因ではあったが。
皮肉なものだ。
システムとかコンセプトとかポゼッションとか、いろいろと持論を展開していたのに、結局、本番で結果を出したのは、一か八かの本田のトップ起用であり、松井の個人技が活路を開いた。
チームとしてまとまっていたから、個人技が生きたわけではあるが、戦術以前の問題が勝因だったともいえる。
チームとしてはよくなってきたと感じるが、かといってサッカーが強くなったというイメージはない。
日本チームは、格上相手に負けはしても善戦することがある一方で、格下相手に辛勝や負けることもある。
戦い方が安定しないのが、最大の欠点だともいえる。
ある新聞記事では、早くも次戦のオランダに勝って、デンマークが引き分け以下なら、グループリーグ突破……なんていう星勘定をしている。
計算上ではそうだが、そんなに簡単な話ではない。
オランダ戦は、以前の親善試合のように、前半までは善戦するだろう。第2戦目ということもあって、疲労もあるだろうから、後半は動きは鈍くなると予想できる。
なんとか0:0のドローにできれば御の字だと思う。
ボロ負けだけはしてくれるな。