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【サッカーW杯】いよいよ運命の日

2010年ワールドカップ・南アフリカ大会

 11日から始まった、サッカー・ワールドカップ。
 週末だったこともあって、放送されていたすべての試合を見ていた。
 今朝のドイツ vs オーストラリアも見たかったのに、放送されていなかった。放映権の問題もあるのだろうが、全部放送して欲しいものだ。

 見ていて思ったこと。

世界のサッカーは速い

 ということ。
 攻撃に転じたときの、カウンターが速い速い。
 すべてのチームというわけではないが、速攻がカギなんだと思う。
 それに比べると、日本は中盤でボールを奪取しても、攻撃に移るのが遅い。立ち止まっている感じで、これじゃ勝てないと思う。

 W杯絡みで、NHKでは過去50年を振り返る特番を組んでいた。
 懐かしい映像もあり、これを見ていて……泣けた(^_^;
 フランス大会、日韓大会、ドイツ大会……と、これまでの日本の戦いぶりが思い出され、あのときの記憶が呼び覚まされた。
 テレビ観戦しながら、一喜一憂したものだ。
 苦難と期待の思い出だ。

 4度目のW杯……。
 これほど期待されていないW杯はないだろう。
 出ることすらかなわなかった時代からは、考えられないような期待感の少なさ。
 なんなんだろう?
 この絶望感と焦燥感は?
 期待感がないわけではないが、奇跡を祈るような神頼みになってしまう。

 ともあれ、今晩だ。
 期待感が薄いといいつつも、やっぱり勝つことを期待しているのだ。
 奇跡でも棚ぼたでもいい。
 これで、もし勝ったら、大フィーバーだ。
 冷めていたW杯の関心が、一気に盛り上がる。
 ……が、予想通り負けたら、どん底だ。

 サプライズを期待している。

諌山 裕

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