「肩痛→石灰沈着性腱板炎」の続き。
肩痛に悩まされていることは、上記の記事で書いた。詳しくはそちらを見てもらうとして。
その後、症状は悪化していて、左腕をある角度で少し上げただけでも痛みを感じるようになっていた。常に疼く感じがあって、たとえるなら……
肩に釘が刺さっているような感じ。
……と表現したい。
肩の可動域が狭められ、釘で固定されているような感覚だからだ。不用意に左腕を動かすと「グキッ」と強烈な痛みが走る。
いまちょうど歯医者に通っていて、残っていた親知らずが原因だとわかったのだが、歯茎に埋もれていて、簡単には抜けないため、切開手術が必要らしい。近々、その手術をする予定だが、歯痛で疼く感じが、肩痛の痛みに近い。
この肩痛をなんとかしたい。
だが、前記事に書いたように、体外衝撃波療法には健康保険がきかないため、治療費がかかる。切開手術あるいは内視鏡手術で石灰を摘出する方法もあるのだが、外科手術なので快復に日数はかかるし、治療費は明確ではないものの、高額になるらしい。
我慢するしかないか……と、なかばあきらめていた。
ところが……である。
悪化していた肩の痛みが緩和したのだ。
あれ?……痛くない?
いま、ぐるぐる肩を回しても痛くないのだ。
あれ?
あれれれ?
まったく痛みがないわけではないが、痛かったときを10としたら、5以下になっている感じだ。
なにもしないで良くなるわけがない。
痛みが消えた理由はなにかと考えてみて、おそらくこれだろうという理由に思いいたった。
風邪薬だ。
このくそ暑い時期だというのに、風邪をひいてしまい、数日前から熱を出していた。咳と鼻づまり・鼻水がひどくなり、ティッシュで鼻をかんでばかりいた。
さすがに辛いので、市販の鼻づまり・鼻水の薬を買ってきて飲んだ。
それが……
ベンザブロックSプラス錠(武田コンシューマーヘルスケア株式会社)だ。
鼻からくる人は黄色のベンザブロックSプラス|ベンザブロックプラス
主要な成分は、
この成分のどれかが、肩痛を緩和していると考えられる。
おそらく、消炎作用、鎮痛作用のある成分だろうから、アセトアミノフェン、トラネキサム酸あたりではないかと推察しているのだが、あくまで推察。
じつのところは専門家に検証してもらいたいところだが、意外な成分が肩痛を緩和しているのかもしれない。
鼻水に効く薬の特徴として、とにかく喉が渇く。そこが難点だが、痛みの緩和だけなら、薬の量は少なくてもいいのではないか……などと思っている。自分で実験してみよう。
ともあれ、いま、肩が軽いのだ(笑)。
治ったわけではないが、痛みは軽くなった。
たぶん、薬を飲み終えたら、痛みは復活するはず。
それについては、後日追加レポートする予定。
「続・風邪薬が肩痛を緩和した?…かも」に続く。