再生紙の偽装が発覚して以降、環境マークをつけた製品の真偽が疑われ始めていた。
再生紙マークの「R100」と同じように、環境に優しい印刷インクとして大豆インクを使ったという「ソイマーク」がある。
その大豆インクでも、偽装が発覚した。
エコインキ認定 企業半数が偽装 業界が経産省に報告(フジサンケイ ビジネスアイ) – Yahoo!ニュース
調査は、同連合会会員企業60社に、エコマークとソイシール認定製品の出荷量、基準を満たしていなかった製品の有無などを書面でたずねた。その結果、偽装していたのは認定製品を販売する28社のうち、大日本インキ化学工業や東京インキなど。2007年の月平均出荷量に占める偽装製品の割合は、ソイシール対応のポスター用製品で全体の1・9%にあたる294トン。新聞用で3・0%の161トンだった。ソイシールが規定する大豆含有率ではインキの乾燥性が低下するため、品質改良したことなどが原因。
以前にも、この点について書いていた。
このときは、大豆インクの環境への影響の有効性に対する疑問だった。
だが、それを論じる前にインチキだったわけで、こうなってくるとエコマークのすべてを疑ってかかる必要がありそうだ。
ちなみに、ソイマークというのはこれである。