前々から疑問に思っていたのだが、男子の公衆トイレについて。
大便器は個室になっているが、小便器は横に並んでいるだけだよね。男は基本的に立ちションだから、並べておけばいいという発想なのだろう。
そこにプライバシーの概念はない。
とある商業施設のトイレだが、ここは各小便器の間隔が比較的広め。場所によっては、間隔が狭く窮屈なところもある。駅のトイレは窮屈なところが多い。
普段、人前で見せることがない●ニスを露出するので、多少の抵抗があるのではないだろうか?
私はある(^_^)b
しかし、我慢できない尿意には逆らえないので、仕方なくそこで用を足す。
別のとある施設の公衆トイレでは、小便器の間に仕切り板が設置されていた。
おお、これはいいじゃないか、と感心した。
仕切り板はAmazonで売ってるんだね。
これなら、丸見えよりもプライバシーがちょっとだけ確保できる。それだけでなく、尿はねを防ぐことにもなると思う。見えていないだけで、尿はねは周囲に飛び散っているから、衛生的にも有効だろう。隣の人の尿はねが、自分の衣服に付着するのは、あまりいい気持ちではないし、感染症リスクにもなる。
欲をいえば、床から天井まで仕切って、隣の人の姿が見えない方がいい。
男女の逆を考えてみてくれ。
女子トイレで、仕切りがなく便器が並んでいるだけとしたら……。中国では、そういう公衆トイレがあるという記事を読んだことがある。だが、現在の日本ではありえないだろう。女性のトイレでのプライバシーは尊重されている。
翻って、男子トイレではプライバシーは尊重されていないのが現状だ。プライバシーの保護がいわれるようになって久しいが、男子トイレに関しては昭和のままで放置されている。
昭和の昔は、もっと雑なトイレだったんだよね。
▼こんなの。
私の小学生低学年と高校生時代は古い校舎だったのでこれだった。水洗トイレもあったが、それは職員室の近くの職員用だった。大部分の生徒はこんなトイレに並んでいた。臭いし汚いし、トイレに行くのが苦痛になったものだ。
中学生時代は、新しい校舎だったから水洗トイレだったけどね。
仕切り板が1枚あるだけでも、だいぶ違うから、それがもっと普及して欲しいと思う。