映画「Star Wars」の新作、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は2015年12月18日公開予定だが、待ち遠しい映画のひとつだ。
最初のスターウォーズは1977年なので、もう47年も経つ。
歳を取ったわけだ(^^;)
当時、毎週のように映画館に通って、13回も観た。何度観ても、感動と興奮でワクワクしていたものだ。
その中で、なんといっても印象的だったのが、惑星「タトゥイーン」で、ルークが二重太陽の夕陽に向かっているシーンだった。
あのシーンには泣けた。
あれはSFマインドの原点のようなシーンだね。
太陽系の太陽はひとつだが、宇宙には2つ、3つの太陽が連星をなしている星系が数多くある。それらの恒星系にも惑星はあり、「タトゥイーン」のように生命が存在できる惑星もあるはずなんだ。
観測では多重星系での惑星は、巨大ガス惑星しか見つかっていないが、理論的には地球型惑星が存在可能だという論文が発表されたそうだ。
2つの太陽が輝く惑星“タトゥイーン”は宇宙にありふれている──米研究者 – ITmedia ニュース
「スター・ウォーズ」の主人公が住む惑星「タトゥイーン」のような2つの太陽を持つ惑星は宇宙にありふれている──こんな研究を米ユタ大学などの研究者が発表した。どんな夕日が見られるのだろうか。
科学的な論文で、「タトゥイーン」の名前を冠するところがアメリカだなーと思う。著名な科学者でも、スターウォーズやスタートレックに影響されたという人は少なくない。かのホーキング博士が、スタートレックにゲスト出演したエピソードは有名だ。
広大な宇宙を、宇宙船で行き来できる世界は、夢だね。
人類はそのテクノロジーをまだ手にしていないが、想像できるということは、おそらく可能なんだ。
「宇宙人は友か敵か?」にも関係するが、おそらく銀河系の中のどこかの星系には、恒星間航行のテクノロジーを手にした異星人がいる。ただ、銀河はあまりに広大なので、地球と出合う可能性は低い。
人類が恒星間宇宙に飛び出していけるかというと、文明が自滅しないと仮定しても、かなり難しいように思う。いわゆる「ワープ航法」のような、次元や時間を超えるテクノロジーを可能とするには、現在の常識とされる物理学をくつがえすようなブレイクスルーが必要になる。
そんな世界に行ってみたい。
SFや映画は、その憧れを疑似体験させてくれる。
また、イメージをアートで表現することはできる。
たとえば、こんなふうに……
▼二重太陽の夕陽 ※クリックで拡大表示
※BryceとDAZ StudioとPhotoshopで制作。
ともあれ、スターウォーズで再び宇宙の彼方へ心を飛ばしたい。
May the force be with you.