ほぼ恒例化のシーズンごとのアニメ新シリーズの寸評。
2020年冬アニメは43本。
そのうち、私か妻が見たいと思った作品を継続録画としている。その作品のみをピックアップ。
取り上げていない作品は、好みに合わないか、面白くなかったということ。
評価は★5つを最高点としてつけている。
総合評価:★★★☆☆
女子高生学園もの。
天文部と地質研究会が合体して、地学部になった部活を中心とした展開。
天文と地質は分野が違うとして、ちょっとした対立とすれ違いのネタになったりしているのだが、そうかなーと思う。
私は天文ファンであり地質学ファンでもある。鉱物標本のコレクターだし、星空の撮影をしたりもする。残念ながら天体望遠鏡は持っていないので、星景(星野)写真だけど。両者はそんなにかけ離れているわけでもない。
いずれにしても、そっち方面に興味がないと面白みが伝わらない作品かも。
妻は面白くないといった(^_^)b
総合評価:★★★☆☆
スマホのアプリゲームが、現実の殺し合いになり、生き残りをかけて戦う話。
似たような設定はもはやありふれていて、異世界転生ものと同様にパターン化ジャンル作品だね。
わけもわからずゲームに巻き込まれた主人公が、初心者でありながらも勝利してしまうという、これまたお約束の展開。
戦い方と謎解きの見せ方が鍵かな。原作ありだが未読。原作ものはストーリー的に大きく外れないだろうから、見せ方しだい。
総合評価:★★★★☆
人気シリーズのキャラ替え続編。
最初の「まどマギ」は魔法少女ものとして、ダークな雰囲気とサイケデリックな描写で魅了した。それまでの明るくほのぼのした魔法少女のイメージを一変した作品だった。
以後、魔法少女は過酷な運命を背負う作品が多くなった。
まどマギのテイストは相変わらずだが、正直なところ最初の作品ほどのインパクトはない。見る方が慣れてしまったのだ。
それでもストーリー展開には期待しよう。
総合評価:★★★☆☆ 評価は微妙なので2.5。
以下、紹介記事より。
あおきえい×舞城王太郎によるオリジナルアニメーションプロジェクト。殺意を感知するシステム“ミヅハノメ”を用いて、犯罪事件を捜査する組織、通称“蔵”。そして、“ミヅハノメ”のパイロットとして犯人の深層心理“殺意の世界(イド)”に入り、事件を推理する名探偵・酒井戸。頻発する凶悪かつ謎多き事件と、そこに見え隠れする連続殺人鬼メイカー“ジョンウォーカー”の影を追っていく。
……ということなのだが、いまいちピンと来なかった。
それと、1話・2話の連続放送だったため、2話は録画できていなかった。番組表としてつながった表記(特番扱い)になっていれば連続でも自動録画できるのだが、分離された表記だと録れないんだよね。
“ミヅハノメ”は「PSYCHO-PASS」シリーズにおけるシビュラシステムのドミネーターと類似したものだと思われるが、1話ではどういう仕組みなのかはまだ明かされていない。
近未来の設定なのだろうが、未来観があまり感じられない。絵的なインパクトが弱いこともあって、しょぼい感じがする。
見続けられるかどうかは、ストーリー展開しだいかな。
総合評価:★★★★★
アニメ制作を目指す高校生の部活もの。
原作付きではあるが、アニメ化でここまでやるのはなかなか斬新な作品。
主人公が感動したという「残され島のコナン」が「未来少年コナン」そのままなのには笑ったが、同じNHKの放送だからOKだったのかな。いちおう描きおこしはしていたが、ベースは宮崎駿のままだった。
妄想シーンでは、設定画や絵コンテ風の絵を動かすという手法が新鮮だった。
宮崎監督作品へのオマージュが詰まった作品といえそうだ。
期待大!
新番組は、今週に集中しているので、続きは後日に。
2020年冬アニメ寸評(2)に続く。