「おもてなし」という言葉が、一人歩きしているような気がする。
なんでもかんでも「おもてなし」にするなよ(^_^)
ダサすぎ? 東京五輪「おもてなし制服」、ネットで酷評:朝日新聞デジタル
東京五輪に向けて、外国人観光客を案内するために生まれたボランティアチーム「おもてなし東京」。期待の若手デザイナーを起用した制服がネット上で「ダサい」と酷評されてしまった。なんで、そうなっちゃったのか。
(中略)
ところが、この制服がお披露目されると、ネットからは否定的な声が相次いだ。「残念すぎる」とまとめサイトに出たり、ツイッターで「都がデザインに口出ししたのでは」と深読みされたり。「和服のほうが良かった」との意見や「逆に目立つからいい」との声も。写真週刊誌は見開きで「ダサすぎないか」。さんざんな反響に、都の担当者は「ボランティアの士気が下がってしまう」と心配する。
リンク先の写真ではわかりにくいが、デザイン画が以下にある。
う~む、微妙なデザインだね。
ファッションに限らずプロの仕事が、すべてが傑作になるわけじゃないからね。
これ着て、ボランティアしたいと思うかどうか。
私は遠慮したいな。幼稚園児の制服みたいで、老若男女が着るには、抵抗ありそう。
日本なんだから「和服」でいいじゃん。夏だから、浴衣とか法被でいい。
まぁ、目立つということではダサさも目立つ要素ではあるから、ボランティアの視認性に関しては有効かもしれない。
コンペには10人が参加したそうだが、たったの10人なのか?
デザイナーの卵なんてたくさんいるので、もっと大々的に公募すれば、数百点~数千点は集まると思うぞ。それこそ、市民が盛り上げるボランティアなのだから、プロだけではなく広くデザインを募集してもよかったのでは?
予備審査は内部でやってもいいけど、最終選考は10点残した作品を公表して、人気投票で決めるとかね。
そういうプロセスを踏むことで、国民も参加しているという意識を醸成できるんじゃないかな?
選んだデザインもさることながら、活動の取り組み方、選考過程にもこだわってほしかったね。
ボランティアは、国や都が押しつけるものじゃないだろう?