UFOの話は眉唾物が多いのだが、UFO=宇宙人説を信じる人は少なくない。
私も中学生の頃、はまっていたな(^_^)b
それはSFの延長線だったからだ。

確たる証拠が出てこないことで、UFOはオカルトと科学の間を彷徨っている。
その決定的な証拠が出てくるかもしれないというニュース。

「UFOは本物で脅威だ」米軍が報告書提出へ 米軍の1000年先をゆく“驚異の技術能力”

「UFO(未確認飛行物体)は、米国の安全を脅かす可能性がある」

米国の大衆紙「ニューヨーク・ポスト」電子版16日に掲載された記事の見出しだ。

米国政府は、UFOに関わる報告を25日(現地時間)に議会に提出する予定だが、それに先立って16日に米議会の機密情報隔離施設(SCIF)で、下院情報委員会の委員に極秘扱いの背景説明が行なわれた。

「びっくりする話だったことは間違いない」

この報告で関心が集まっているのは、米海軍が目撃したり記録したUFOが本物かどうか、それならばそれはエイリアン(異星人)の乗り物かどうかということだった。

この宇宙のどこかに異星人はいるだろう。
生命の誕生はありふれた現象であり、誕生した生命が進化するのは必然。地球にしか生命が存在しないことの方が不自然だ。

問題は、異星人はどこにいるかだ。
少なくとも数十〜数百光年離れた恒星系のどれかだ。
範囲を広げれば、私たちの銀河系のどこかにいる。

そんな異星人が地球に来るには、地球の科学水準をはるかに上回る超科学文明を持っている必要がある。現在の地球レベルでは、光年単位の恒星間を旅することはできないからだ。
それは超光速あるいはワープ航法という、私たちが知る物理法則では解決できない問題を克服していることになる。

異星人は地球に来ているのか?
文明レベルが違いすぎて、彼らから見れば地球人は原始人あるいは猿人みたいなものだろう。
人間が野生の猿の群れに近づいて、「ハロー、友だちになろう」とはいわないよね。知的レベルが違いすぎて意思疎通もままならない。
もし、異星人が地球を観察しているとしたら、似たような感覚なのかもしれない。

人間の居住域に被害を及ぼす猿の群れを駆除する……というニュースがあった。猿との話し合いは成立しないから、問答無用で駆除、つまり殺すことにしたのだ。
文明レベルが数段高い異星人から見れば、地球人はときには駆除対象にもなりえる。

異星人は友好的か好戦的か?……という議論があったりするが、人間と猿の関係からいえば、そんなことは関係ない。好戦的だから猿を殺すのではなく、邪魔だから殺すだけ。異星人が地球を侵略するとすれば、その程度の理由だろう。

UFOはなぜ堂々と人類の前に現れないのか?
映画『インディペンデンス・デイ』のように。

「インディペンデンス・デイ」より

TVシリーズの『V』と似たようなシーンなのだが、こういう登場の仕方をしてくれれば、世界はひっくり返って目が覚める。

仮に友好的な異星人、たとえばバルカン人のような人たちであれば、「ハロー、友だちになりましょう」と呼びかけてくれるかもしれない。
そういう日が来ないと、UFO=異星人説は証明できないように思う。

諌山 裕

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