楽天koboのタイトル数を増やすための、なりふりかまわない手法は、果たしてユーザーにとってよいことなのか?……と思わせる。
koboイーブックストアで“Wikipedia”作品が増えている – 電子書籍情報が満載! eBook USER
楽天の子会社Koboの電子書籍ストア「koboイーブックストア」で、9月17日からWikipediaの日本語コンテンツが続々と電子書籍タイトルに加わりはじめ、ネットで話題を読んでいる。Wikipediaの人名ページを1冊の電子書籍として配信しており、同ストアの著者名「ウィキペディア」の検索結果は9月18日現在で389件にのぼっている。
2012年12月末までに日本語コンテンツ20万冊の達成を目指している同ストアだが、そうした状況の中でWikipediaコンテンツを電子書籍として配信することに対し、ネットでは「コンテンツの水増し」との見方も少なくない。現在増えているこれらのコンテンツは、人名がそのまま電子書籍のタイトルとなっており、ストアでは「百科事典」に分類されているようだ。
「ウィキペディア」を見ればいいものを、わざわざ電子ブックにする必要があるんだろうか?
内容の充実ではなく、とにかく「数」を増やすことに腐心しているようだ。
パブーの同人誌を加えているのも、数のためとしか思えない。
前にも書いたが、そのうちメルマガも電子ブックとして加えそうだ。
そんなことをしていると、ユーザーが離れていってしまうと思うのだが……?
方向性というか、電子ブックに対する考え方、取り組み方が間違っているのではないか?