楽天kobo問題は、いまだ解決にはほど遠いようだ。
メディアの記事には出てこない問題が、次々に発覚している模様。
牧ノブユキの「ワークアラウンド」:口コミレビューで“なかったこと”にする方法 (1/2) – ITmedia +D PC USER
ところで、楽天koboのレビューが非表示になったあと、同製品レビューの投稿数を大きく伸ばしている口コミWEBサイトがある。それが「価格.com」だ。8月4日時点で、その評価は1.99と、非表示になる前の楽天レビューにおける評価値をさらに下回っており、この記事を作成している時点においても低評価のレビューが続々と投稿されている。いくら楽天であっても、運営に関与していない価格.comのレビューを非表示にできない。かえって傷口を広げてしまった格好だ。
詳しくは「価格.com」のレビューを見ればわかるが、公表されていない不具合がかなりあるようだ。
上記の記事は、楽天のレビューを非公開にしたことへの批判でもあるが、同時に「是非はともかくの手段」を指南することで、逆説的に楽天が取るかもしれない対処法を牽制しているようでもある。
ある意味、釘を刺しているわけだ(^_^)
もし、ここに書かれているような「是非はともかくの手段」が行われたときは、その理由はこうなのだ……と、予備知識を与えてくれている。
システム上の問題が「日本語ゆえの問題」だったと認めているから、そのシステムを改善するには、koboを作っているカナダの会社には対処できないように思う。
日本語の問題は、日本語がわかる日本人じゃないと対処できないだろうし、PC環境も日本語OSじゃないと検証できない。
果たして、koboのシステムをいじれるエンジニアに、日本人がどれだけいるのか?
対応のお粗末さ、遅さを考えると、いたとしても少数の日本人スタッフしかいないように思える。いっそのこと、「日本語には対応していません」として発売した方がよかったのでは?……とさえ思ってしまう(^_^)
「価格.com」のレビューでは、返品したというユーザーも多いようだが、どのくらいの返品率なのかも気になるところ。
ま、そんなデータは公表しないだろうけどね。
「小さな問題」として、このまま100万台も売るつもりのようなのだが、根本的な解決はしていないようだから、売れば売るほど悪評が増えていくことが予想される。
最悪、楽天にとってkoboは、とんでもないお荷物になってしまうかも……。