前にも書いたような気がするが……
年齢による、時間の感じ方の違いについての記事。
大人になってからたびたび感じることだが、少年時代の1日というのは、いま体感する1日よりも、もっとずっと長かった気がしてならない。まして1カ月、あるいは1年というのは、いっそう長大な時間に感じられたものだ。
「時間」というのは、書いて字のごとくで、ある瞬間からある瞬間までの経過した時の累積である。
つまり、過去形。
子どもの時と大人になってからの時間の感覚は、どれだけ時間が経過しているかで違ってくる。
10歳の子どもにとって、1年は10分の1。
50歳の大人にとっては、1年は50分の1。
ようするに、時間を受け止めるスケールが違う。
感覚というのは主観的なものだから、その主観は生きてきた時間の長さによって変わる……ということだね。
まぁ、解釈はいろいろあるだろうけど。