中国のパクリは、もはやお家芸だが、海軍までもがパクリをしているとなると、爆笑ものだ。
自国の軍事力をアピールしようとしているのに、宿敵の兵器を登場させてバレないと思ったのだろうか?
(朝鮮日報日本語版) 中国海軍創設68周年記念ポスターに痛恨の画像編集ミス (朝鮮日報日本語版) – Yahoo!ニュース
中国海軍創設68周年(23日)を記念するために作られたポスターにロシア軍の戦闘機と米軍の軍艦がなぜか登場し、中国のネットユーザーから批判を受けている。香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが伝えた。
(中略)
海軍創設記念ポスターに米軍とロシア軍の軍備が映っていることが知れ渡ると、ネットユーザーは「軍の綱紀に問題がある」と指摘。「画像は国防省の広報部門 がいかれていることを示すものだ」「フォトショップ処理が街頭のコピー屋レベルだ」といったコメントが相次いだ。同紙は「初の国産空母(山東)の進水を控 え、中国海軍の力を誇示すべきにこんなミスが起きた」と伝えた。
コピペのテクニック以前の問題として、他国の機体や艦船を持ってくるという神経がわからない。
想像するに、おそらく軍の内部で制作したのではなく、外部に委託した仕事なのだろう。
外注先は、空母「遼寧」の画像提供は受けたが、空母単体では迫力や臨場感が乏しいので、カッコイイ戦闘機や艦船・潜水艦をネットから拾って加えた。その兵器が、どこの国なのかは考えなかった……というか、気にしなかった。
おおむね、そんな経緯だと思う。
……と、想像していたら、ちょっと違った(^_^)b
ググっていたら、もっと鮮明な画像が出てきた。
文字等が入っていない、ポスターのベースとなる画像だ。
これはなんと、中国のストックフォトの作品だった。
いや〜、中国海軍はもっともコストのかからないストックフォトを使っていた!
これは中国海軍を責められないなー。
他国の兵器を登場させたのは、この作品の作者だからだ。ただ、軍としてはそれが自国の兵器であるかどうかを確認することは必要だった。
というわけで、真相はストックフォトのコラージュ作品だった。
しかし、この作品がコラージュものだとしても、各兵器の元となる画像は、ネットから拾ってきたものだと思われるため、そこはパクリだけどね(^_^)。